13日は盆の入りです。朝から家族連れなどが墓地や寺に墓参りに訪れ、先祖の霊を慰めました。
多くの寺が立ち並ぶ秋田市旭北栄町の鱗勝院です。朝から花や線香を持った家族連れなどが訪れました。訪れた人は、先祖の眠る墓を丁寧に清めた後、菓子などを供えて手を合わせていました。
きょうの県内は高気圧に覆われ青空が広がりました。各地の最高気温は、北秋田市鷹巣が32.1度、横手市が31.7度、秋田市が30.3度など広く真夏の暑さとなったものの、墓参りに訪れた人たちは静かに先祖との時間を過ごしていました。
盛岡市から帰省で参拝に来た女の子は「お盆なので帰ってきて見守ってほしいという気持ちで手を合わせました」と笑顔を見せていました。
また、秋田市から娘と参拝に来た男性は「父親が亡くなって2年目なので、なかなか仕事柄、墓参りに来る機会もないもので盆くらいはと思って来た。健康でけがなくあればいいのではないか」と話していました。
鱗勝院では、今週いっぱい盆の墓参りが続くということです。