岩手県岩手町のいわて沼宮内駅前に新鮮な野菜を使った料理が味わえる「駅前バルin沼宮内」があります。
岩手町企画の杉浦美帆さんは旬の野菜について「今はちょうど夏野菜が豊富、旬の野菜は季節ごとにどんどん変わるので、その都度様々な味が楽しめる」と話します。
いわて沼宮内駅から歩いて1分ほどの所にある「駅前バルin沼宮内」は、駅前ににぎわいをと、町の有志が立ち上げた会社が運営し、2025年6月にオープンしました。
杉浦さんは「岩手町の食べられるアンテナショップというコンセプト。岩手町、沼宮内に来て『沼宮内のものが食べられるんだ』『どんなお店かな』と来てもらえるように駅前を選んだ。店内にはWiFiもあり、携帯電話やスマートフォンの(充電)電源がカウンターにあるので、ちょっと時間をつぶしたり、ゆっくりしていただきたいなと思う」と説明します。
2階には宴会に便利なスペースもあります。
岩手町は県内有数の野菜の産地で畜産も盛んなところです。町内産の優れた食材を使ったおすすめメニューのひとつが「やまと豚と旬野菜カレー」です。
杉浦さんは「辛さはちょっと抑えて、子どもから年配の方々まで幅広く召し上がっていただける定番のカレーの味。(やまと豚)豚肉は甘く感じる。そんなに脂っこくもなく、すごく味わいがあり、そのまま焼いても、味付けしなくても、美味しいお肉」と語ります。
岩手町のブランド豚「やまと豚」をたっぷりの野菜と味わう「しゃぶしゃぶ」もおすすめです。
杉浦さんは「夏なのでちょっとスタミナをつけるという意味で、ニンニクベースのしょうゆダレをかけて食べる」と相性抜群と語ります。
「やまと豚の野菜しゃぶしゃぶ」は、ブランド豚も野菜もたっぷり食べられるヘルシーなメニューです。
夕方からのメニューも紹介します。
岩手町の食材で作る「本日の岩手町アヒージョ」のこの日の主役はピーマンです。
杉浦さんは「岩手町特産のニンニクがたくさん入っている。菊池牧場のソーセージは、味わいがありマッチしている。(アヒージョに)パンをつけて食べるとビールが美味しいと思う」と言います。
さらに今の時期のおすすめ料理が「バル子のタコス」です。
杉浦さんは「野菜がたっぷりあるので岩手町の旬の野菜を使ったタコス。味付けは、夏なのでトマトをベースに使ったタレを使っている。ちょっとピリッとして、ニンニクなどもちょっと入り、人参もたくさん入ってとてもおいしい」と紹介します。
2025年のように暑い夏には、ピリ辛のタコスと冷えたビールがぴったりです。
店では、岩手町の酵母を使ったクラフトビール「DotCrimson103」も味わえます。
料理を味わうだけでなく、地元食材の使い方なども参考にしてほしいと語る杉浦さんは「町外、県外の方はもちろんですが、町内の方に岩手町のおいしさや魅力をもう一度再認識していただければと思っている」と呼びかけます。
岩手町の食材を気軽に味わえる「駅前バルin沼宮内」に今後も注目です。