8月9日から降り続いた雨によって、これまで低下していた旭川水系のダムの貯水率が回復したことから、取水制限が中止となり、岡山県は12日、予定していた渇水対策本部の設置を見送りました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「空梅雨があったと思ったら集中豪雨のような雨ということで、非常に扱いにくい降雨パターンになってきている。どういう風に水不足に対応するのか、集中豪雨に対応するのか、それぞれで少しずつ対応していかないといけない」

岡山県の伊原木知事が12日の会見でこのように述べました。

岡山河川事務所によりますとこれまで連日の猛暑の影響などで低下していた旭川水系の旭川ダムと湯原ダムの貯水率が12日午前9時時点で69.3%と平年並みに回復したということです。

これによって12日午前9時から開始予定だった取水制限は中止となり、合わせて設置予定だった県の渇水対策本部も見送られることになりました。県では今後も状況に応じて対応していきたいとしています。

岡山放送
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