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プレスリリース配信元:合同会社serendipity

~ 親子関係心理学の専門家が提案する「新しい帰省スタイル」 ~

 家族と再会できる帰省シーズン。しかし、近年は「実家に帰るのが憂鬱」と言う声も増えています。そこで、『親子の法則 人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』著者で、9万人を救った親子関係心理学の専門家・三凛 さとしは、実家から出て暮らす20歳以上50歳未満の男女全国301名を対象に「帰省時の気持ちと親子関係」に関するアンケート調査を実施いたしました。その結果、帰省を楽しみにしている人が4割を超える一方で、気疲れや義務感を抱える人も少なくないことがわかりました。本リリースでは調査結果とともに、帰省ブルーを軽減する具体的な工夫を提案いたします。





■調査概要

調査期間:2025年7月30日
調査手法:インターネット調査
調査対象:実家から出て暮らす20歳以上50歳未満の男女全国
有効回答者数:301名(男性:151名、女性:150名)
調査機関:Freeasy
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「合同会社serendipity 調べ」と必ずご明記ください。

■調査結果サマリー

・帰省への感情は二極化
・帰省がストレスになる背景、「価値観の押し付け」や「干渉」が上位
・約半数が「実家と距離を置きたい」経験あり
・母親との関係は父親より良好

■調査結果

 帰省についての意識を探るため、「実家に帰るときの素直な感情」を聞いたところ、「楽しみ・リラックスできる」(41.5%)が最多で、「親に会えるのはうれしい」(30.9%)も高く、家族との再会を楽しみにしている人が半数近くに上がりました。
 一方、「気を遣って疲れる」(21.9%)、「帰省は義務のように感じる」(14.0%)、「とにかく気が乗らない」(8.0%)、「親に会いたくない」(4.7%)といったネガティブな感情も目立ちました。また、女性は男性より「気疲れ」「義務感」「会いたくない」と答える割合が高く、帰省ブルーを抱えやすい傾向が見えました。




 次に、「帰省時に実家で気になる・イヤだと感じること」について聞いたところ、「親の言動・価値観の押し付け」(28.6%)と「自分の生活への干渉」(28.2%)がほぼ同率で上位を占めました。また、「結婚や出産に関する話題」(14.6%)もストレスの要因となっています。




 続いて、「実家と距離を置きたいと思うことはあるか?」聞いたところ、「よくある」(21.9%)、「時々ある」(25.9%)と答えた人が約半数(47.8%)に上る結果となりました。反対に、「もっと関わりたい」と答えた人は5.7%にとどまりました。




 最後に「父親・母親・きょうだいとの仲」について聞きました。「父親との仲」については、「非常に良い」(15.3%)、「まあまあ良い」(22.9%)と答えた人が38.2%。「母親との仲」については、「非常に良い」(19.9%)、「まあまあ良い」(28.2%)と答えた人が48.1%で、父親との仲を約10ポイント上回りました。







 また、「きょうだいとの仲」については、「普通」(29.6%)が最多。「非常に良い」(14.3%)と「まあまあ良い」(23.9%)を合わせると38.2%で、良好な関係を築いている人も多いことがわかります。その一方で、「疎遠」(7.0%)、「良くない」(5.3%)、「あまり良くない」(5.0%)の回答も17.3%と一定数あり、兄弟姉妹の関係性も一様ではないことがうかがえます。




■三凛 さとしが教える!「帰省ブルーを軽減する5つの工夫」

 今回の調査で、帰省を楽しみにする人と帰省ブルーを抱える人の二極化を浮き彫りになりました。親世代との価値観の差や家事分担、結婚や出産に関する話題へのプレッシャーがストレスの主な要因であり、親との関係が良好でも距離感を保ちたいと考える人が多いことが確認されました。そこで、帰省ブルーを軽減する工夫を5つ提案します。

1.夫婦別々に帰省する「セパレート帰省」
 家事分担や親戚づきあいで妻ばかりが疲弊し、夫は実家でくつろいでいる・・・。そんな構図が帰省ブルーの大きな要因になっています。夫婦がそれぞれ自分の実感に帰る、あるいは夫だけ子どもを連れて帰省する「父子帰省」というスタイルなら、妻は自分の実家でリラックスしたり、自宅で休息したりできます。家族の形が多様化する現代では、夫婦別行動の帰省も選択肢の一つとして検討してみてください。

2.「ホテル帰省」や短期滞在で物理的な距離を保つ
 実家に泊まると生活リズムや衛生環境の違いでストレスが溜まりやすく、家事の負担も増えます。近くのホテルや旅館を利用して寝る場所だけ分ける「ホテル帰省」は家族全員の気疲れを減らす効果があります。滞在日数を短く決めておくことも同様に有効です。

3.オンライン帰省や「逆帰省」を取り入れる
 交通費や混雑を考えると、実家に行かない方が負担は少ない場合もあります。ビデオ通話やメッセージのやり取りが普及した今、離れていても気持ちを伝えられる環境が整いました。年末年始に親が子どもの家を訪れる「逆帰省」も良いでしょう。双方の負担を考慮して帰省の形を柔軟に選ぶことが大切です。

4.会話の「地雷」を避けるコミュニケーション術
 帰省時に親や親戚と交わす会話は、楽しみでもありながら、時にストレスの火種にもなりがちです。特に、結婚や出産、仕事の話題は、本人の状況によっては触れられたくないテーマです。そのような質問をされたときは、素直に「今は自分のペースで考えているから、決まったら報告するね」と気持ちを伝えつつ、最近始めた趣味やおすすめのテレビ番組、地元の美味しい食べ物など共通の話題にさりげなく切り替えましょう。
 また、親や親戚から過去の失敗談や家族の悪口を聞かされた場合は、同調するのではなく、「そういうこともあったね。でも、今はこうしてみんな元気で良かったよ」と肯定的な言葉で受け止め、別の話題に移すのが効果的です。健康の話題や季節の行事、近況報告などは世代を問わず話しやすく、場を和ませる助けになります。

5.帰省の目的やルールを事前に共有する
 ストレスの多くは、「○日滞在しなければいけない」「親戚全員に手土産を用意しなければいけない」といった暗黙の期待から生じます。事前に滞在日数やスケジュール、家事分担の範囲を家族で相談し、無理のない形に調整しましょう。場合によっては、帰省費用や準備を夫婦で分担したり、手土産をネット通販で手配したりするなど負担を減らす工夫も有効です。

 帰省ブルーを軽減するためには、従来の「みんな一緒に実家に集まる」スタイルにこだわらず、セパレート帰省やホテル帰省、オンライン帰省など新しい選択肢を取り入れ、コミュニケーションや滞在方法を工夫することが重要です。帰省は家族の絆を確かめる大切な機会ですが、自分や家族の心身の健康を守ることを最優先に、無理のない形で実践していきましょう。

■三凛 さとし(さんりん さとし)プロフィール

 富とお金のメンタルトレーナー。親子関係心理学の専門家。立命館大学、米NY州立大学卒業。
 大学卒業後、一部上場企業に就職するも3年で退職。夢を追い渡米したものの、数百万円の借金を抱えてしまい、不法労働で日々食い繋ぐ極貧生活を送っていた時、本場アメリカのメンタルトレーニングに出会い、自身のお金に関する問題はメンタル起因であることを解明。
 一念発起し起業後、自分自身にメンタルトレーニングを施すことで、わずか3年でFIREし、お金の自由・時間の自由・場所の自由・心身の健康・良好な人間関係の「人生の五大自由」を達成する。その経験をもとにはじめたYouTubeチャンネルの登録者は27万人。各SNSの総フォロワーは45万人を超え、講座受講生は延べ15万人以上にのぼる。
 著書には、1年で発行部数6万部を超えるベストセラーとなる、親子関係について真の問題解決法を綴った『親子の法則 人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』(KADOKAWA)があり、2024年9月に待望の2冊目となる『金のなる本 誰でも再現できる一生お金に困らない方法』(KADOKAWA)を出版。
公式サイト:http://sanrinsatoshi.com/
Instagram:https://www.instagram.com/sanrin_hikiyosecoach/
Facebook:https://www.facebook.com/essessess73
X(旧Twitter):https://twitter.com/sanrin_hikiyose




■会社概要

商号:合同会社serendipity
所在地:東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
代表者:代表社員 砂田 千秋
設立:2017年6月
事業内容:コンサルティング、ネットサービス、広告宣伝

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