家事や介護など家族のサポート行う子供たち、いわゆる「ヤングケアラー」を支援する施設が、8月9日に延岡市にオープンしました。
延岡市にオープンしたのは、「みんなの居場所・hagumi」です。
施設は、延岡市のヤングケアラー支援体制強化事業として、委託を受けた社会福祉法人が運営。
コーディネーター3人が常駐し、平日の午前10時から午後5時まで小中高校生などが、無料で悩みや困りごとを相談したり、勉強の場所などとして活用したりすることができます。
(清松園 やわらぎの里 高島剛施設長)
「学校に行けない方、自分の居場所が見つからない方が一歩踏み出してみようと、hagumiに足を運んで、自分の思い描くことが見つかるきっかけとなればありがたい」
県が2022年度に行ったヤングケアラーの実態調査では、「世話をしている家族が いる 」と答えた小学6年生と中学2年生は3.8%、高校2年生は3.2%となっています。