まもなく迎えるお盆に向け需要が高まる“仏花”を紹介します。

お盆の時期は仏花や墓花の需要が高まり、花全体の流通量は普段の3倍近くに増えます。しかし、今年は猛暑の影響も…

【新花 池田紀行 主任】
「夏の暑さが厳しいこともあり、成長に被害が出た。墓花や仏花に使われるキク類は段を作る上で高さが必要になるが、出荷に満たない規格のものが出てしまうことで入荷量が落ちた」

連日の猛暑でキクの生育が遅れ、例年に比べ入荷量は1~2割ほど減っています。

供えた花を長持ちさせるには、仏壇ではこまめに水を替え、お墓に供える場合には包みを外して飾るのがポイント。さらに…

【記者リポート】
「お墓やお仏壇に供える花としてキクなどを使ったものが主流だが、最近はヒマワリやトルコキキョウなどを使った明るく洋風なアレンジも人気」

旬の花を飾ることで先祖への思いやりを表現でき、花選びの楽しみも広がります。

【新花 池田紀行 主任】
「先祖の方、亡くなった方にどんな花が似合うかなと考えながら作ってあげると、思いやりのあるお盆を迎えられるのではないか」

大切な人を思い出すこの時期。花を通じて伝えてみてはいかがでしょうか。

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。