いよいよ8月13日、甲子園での初戦を迎える中越ナイン。7年ぶり12回目の出場となる中越の特長・注目選手を紹介します。

新潟県大会決勝戦では、去年の甲子園出場校・新潟産大附属を相手に1点差を争う好ゲームを制した中越。

7年ぶり、県内最多タイの12回目の甲子園出場を決めた今年のチームは…

【中越 本田仁哉 監督】
「お互いに自分の強みを出し合って、結束してまとまっているというのが特長・強みだと思う」

そんなチームをまとめるのが窪田優智主将。チームのまとめ役だけでなく、中越打線の中軸を担う4番バッターです。

県大会ではチーム最多の10打点と、勝負強さを発揮しました。

【中越 窪田優智 主将】
「得点圏に前の回から最初のほうの打順でつくってくれるので、そこは返せるように長打やしっかり単打を狙い撃って、流れを読みながらやっていきたい」

また、夏の県大会でケガから復帰し、決勝戦で均衡を破るホームランを放った平澤もキーマンの一人です。

【中越 平澤謙太 選手】
「狙いを定めた球が入ってきたときは、そこを逃さず一発で仕留められるようなバッティングをしていきたい」

そして、県大会でロースコアのゲームをものにしてきた中越の堅い守備の軸となるのが投手の雨木と石山。

エース・雨木は、最速140キロのキレのあるストレートと制球力を兼ね備え、春の県大会では4試合中3試合を完投勝利しました。

【中越 雨木天空 投手】
「甲子園で対戦する打者にも、遅いけど差し込まれるような球を投げて抑えていきたい」

一方、去年秋の大会ではエースナンバーも背負った石山は、最速148キロのストレートとキレのあるスライダーを武器とする本格派右腕。

【中越 石山愛輝 投手】
「まずはフォアボールを出さないことと、しっかり3人で抑えること。先頭バッターをしっかり抑えるということを甲子園でしっかりできたらいい」

1994年に2勝して以来、甲子園での勝利がなく、直近3回の出場ではすべて初戦でサヨナラ負けしている中越。

そうした過去も財産と捉え、甲子園の大舞台で中越の力を証明します。

【中越 窪田優智 主将】
「本当に勝ちに飢えたチームだと思っている。相手が考えてきたことを上回って、上回って、というところをやっていきたいので、状況を見て判断して事をなすということやっていきたい」

中越は8月13日の甲子園初戦で去年の準優勝校・東東京代表の関東第一と対戦します。

NST新潟総合テレビ
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