日本の妖怪文化を楽しんでもらおうという特別展が、福井市の県立こども歴史文化館で開かれています。
人の知恵では説明できない不思議な現象や存在の妖怪。特別展の会場には、江戸時代から現代までの妖怪の絵画や浮世絵など、約150点が並んでいます。
中には、江戸時代中期に描かれた「百鬼夜行」の絵巻物も。この時代、様々な妖怪たちが列をなし夜に行進する様子を、様々な絵師がこぞって描きました。
作品には色味や妖怪の位置など独自のアレンジが加えられていて、当時の人々が妖怪文化を楽しんでいたことが伝わってきます。
特別展は8月末まで開かれています。