気象庁は11日午前5時25分、熊本県の八代市、宇城市、氷川町に大雨特別警報を発表しました。
これまでにも、熊本・玉名市と長洲町に発表していて身の安全の確保を呼びかけています。
九州地方では、前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で線状降水帯が複数回発生し、各地で記録的な大雨となっています。
これまでに経験したことのないような危険が差し迫った状況にあるとして、気象庁は午前5時25分に熊本・八代市、宇城市、氷川町に大雨特別警報を発表しました。
また、11日午前0時20分にも熊本県の玉名市と長洲町に大雨特別警報を発表していて、玉名市の境川が氾濫したほか、玉東町などでも5段階の警戒レベルのうち最も高い「緊急安全確保」が出されています。
一方、消防によりますと午前0時ごろ、玉名市の境川で「人が流されたようだ」と通報があり、消防が捜索活動を続けています。