『山鹿灯籠まつり』が開催される8月、山鹿市で撮影された映画『骨なし灯籠』が熊本県内で再び上映されています。
2022年 夏に山鹿市で撮影された映画『骨なし灯籠』。
妻を亡くし、喪失感を抱えてさまよう主人公が山鹿の人々と触れ合い、生き方を見つめ直す物語です。
大切な人を失い、深い悲しみ(グリーフ) を抱える人に優しく寄り添う〈グリーフケアの物語〉として、多くの共感を呼び、熊本市のDenkikan(電気館)では、2024年3月から5カ月にも及ぶ異例のロングラン上映となりました。
現在も全国各地で上映され、『山鹿灯籠まつり』が開催される8月、熊本県内で再び上映されています。
【8月の熊本県内の上映館】
熊本市/Denkikan(電気館) 上映中~8月21日(木)まで
天草市/本渡第一映劇 上映中~8月13日(水)まで
小国町/小国シネ・ホール 8月16日(土)~22日(金)予定
脚本と監督を務めた木庭 撫子(なでしこ)さんと夫でプロデューサーの木庭 民夫さんが7月、山鹿市役所を訪れ、今後の上映予定などを報告。
早田 順一 市長は「映画を見て山鹿を訪れたという人も多く、大変うれしい」と語りました。
【映画『骨なし灯籠』脚本・監督 木庭 撫子さん】
「ぜひ(映画館に)足を運んでいただければと思います。優しい気持ちになったなと思って、映画館を出ることができると思います」
映画『骨なし灯籠』は8月、台湾で開催される映画祭の招待作品に選ばれ、9月からは、日本航空(JAL)の機内上映が始まります。