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ミッションに「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」を掲げるリノベるは、統合型リノベーションプラットフォームを構築し、「リノベーションをスタンダードな選択肢に」することを目指して、日本全国で事業展開しています。


2023年春、リノベるは、広島県の官民連携プロジェクト「DIG:R(ディグアール)HIROSHIMA(以下DIG:R)」に参画しました。DIG:Rは、広島県と、暮らしに関わる企業や、業界団体「リノベーション協議会※」等が連携し、地方都市のこれからの「まちと暮らしの可能性」を広げるプロジェクトです。


リノベるにとって広島県は、エリアパートナーである「カナツ技建工業」と共に、2016年より「リノベる。広島」のサービス提供をスタート、2018年にはエリアパートナーである「坂本電気工事」と「リノベる。広島 福山ショールーム」をオープン。「リノベる。広島」9年目となる今年5月には、「カナツ技建工業」と広島市に新ショールームをオープンするなど、着実に実績を重ねているエリアです。


今回は、DIG:Rを推進する広島県の弘田陽介氏、「リノベる。広島」の責任者で、リノベーション協議会 中国四国エリア事務局長でもあるカナツ技建工業福島光浩氏、リノベるのDIG:R担当木内玲奈と、「リノベる。広島」のスーパーバイザー小野寺七海の4名に、官民連携で取り組むプロジェクトの可能性について話を聞きました。


※リノベーション協議会:消費者が安心して既存住宅を選べる市場をつくり、既存住宅の流通を活性化させることを目的に発足した一般社団法人。リノベーションに関わる事業者737社(カナツ技建工業とリノベるを含む)が参画している。

▲取材はオンラインで開催

■豊かなライフスタイルを送る手段「リノベーション」

―まず「DIG:R」プロジェクトの概要と、スタートした背景を教えてください。

弘田:「DIG:R」は、広島のまちをユニークな視点で深掘り(ディグる)、多様で豊かなライフスタイルの種を蒔くプロジェクトです。


令和4年度(2022年度)、広島県として中古住宅の流通促進に取り組む方針を掲げ、有識者を交えた検討会を立ち上げました。リノベるとはその中で出会いました。議論を進める中で、広島県民に「豊かなライフスタイルを送る手段」として、リノベーションの価値を発信していこうとプロジェクトがスタートしました。

▲DIG:Rの「R」には、「Relation(連携)=連携事業の推進」「Relight(光を当てる)=豊かなライフスタイルの発信」「Renovation(リノベーション)=リノベーションの普及」の意味が込められている


特に若い世代に向けて、住まいや暮らしについて考えるきっかけを提供するため、様々なイベントを開催しています。「こんな暮らしができたらいいな」と思ってもらえるよう、住宅分野に限らず様々なライフスタイルに関わる業種と連携し「リノベーション」という選択肢を発信しています。


また、リノベーションの魅力とともに、「都市的なライフスタイルの価値」も発信し、暮らしを豊かにする選択肢を県民の皆さんに届けたいと考えています。

▲広島県土木建築局住宅課 「DIG:R」事務局長 弘田陽介氏。以前からリノベーションに興味があり、6年前に築15年の中古マンションを購入。理想の空間をつくりたいと、フルリノベーションした経験がある。

―中古住宅流通を広島県として促進することになった背景には、どのような課題があったのでしょうか。

弘田:広島県では住宅を建てる時、まだ新築を選ぶ方が圧倒的に多いですが、そうなるとどうしても安い土地を探して都市の縁辺部、郊外へと向かうのが現状です。人口減少や少子高齢化が進むなか、郊外へ人口が拡散して密度が下がってしまうと、都市の機能や地域の活力を高めていくことが難しくなってしまいます。


加えて広島県は山林が多く平地の少ない地形で、土砂災害リスクも高い。中心部に住み替えていただければ、安全性も高まるだけでなく、都市への人口集約によって行政効率や民間の事業環境も向上します。また、適度に人が集まることで、まちに新たなコミュニケーションも生まれます。


こうした背景から、県では「適散・適集」という理念を掲げ、都市機能と人口を適度に集約・分散するコンパクトなまちを目指しています。単なる空き家対策ではなく、持続可能なまちづくりのために、ストックを有効的に使っていこうというのが、広島県の取り組みです。

■官民連携に可能性を感じ、プロジェクトに参画

―それぞれの「DIG:R」参画のきっかけや、関わりについて教えてください。

福島:私は「リノベる。広島」の拠点管理を担当していますが、「DIG:R」にはリノベーション協議会中国・四国エリアの事務局長として参画しております。


「DIG:R」の初年度は、リノベーション協議会としての関わりはまだ薄かったのですが、様々な活動を進める中で、今は、「これこそ今私たちがやりたいことだ」、「やらなくてはいけないことだ」と感じています。行政が関与するというこのチャンスを生かして、リノベーションの普及によい形で火がつくように、会員の皆さんを鼓舞しながらプロジェクトに取り組んでいます。▲カナツ技建工業 福島光浩氏。2016年にカナツ技建工業がリノベるのエリアパートナーになり、「リノベる。広島」の責任者に。リノベーション協議会中国・四国エリア事務局長を現任。


木内:リノベるは、弘田さんからお声がけいただいたのがきっかけです。私たちのミッション「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」やビジョン「リノベーションをスタンダードな選択肢に」は、1社の力だけでは成しえない壮大なものです。そこで、リノベるは、全国の事業者と共にリノベーションを提供するリノベーションプラットフォームを構築、リノベーション協議会にも設立直後から参加し、理事企業の一社としてリノベーション普及のための活動をしてきました。私自身も設立から5年ほど事務局の広報を担当させて頂き、業界の皆様と様々な施策にチャレンジしてきました。


結果、リノベーションは一定浸透しましたが、新築に代わるスタンダードな選択肢となるためには、まだまだやるべきことがあるというのが実感です。そんな中、官の力は突破口の一つになりうると考え、お受けしました。当社だけでも、業界団体だけでもできないことができるのではと感じています。

▲リノベるの「DIG:R」担当 木内玲奈。コーポラティブ住宅のコーディネーターやリノベーションコンサルタント、UDS、リビタ、リノベーション協議会の広報等を経てリノベるに入社。自身も中古マンションリノベーションを2度経験している。


弘田:広島県とリノベーション協議会との連携にプラスして、全国で事業展開し、リノベーションを牽引する存在であるリノベるにこれまでの経験値をこのプロジェクトに反映していただきたいと思い、お声がけさせていただきました。

■複数拠点同時多発展開のイベントで、まちに人があふれる

―これまでの具体的な取り組みについて教えてください。

弘田:「DIG:R」は3か年プロジェクトとして2023年度に始動しました。都市的なライフスタイルとリノベーションの価値を発信するうえで、「まちの近くに住む動機づけ」が重要だと考え、その体験の場として企画したのが「CITY SCAPE!」です。


広島市中心部の街路、川辺、公園、商業施設など複数拠点で、企業や団体が同時多発的にイベントを開催する回遊型のイベントです。第1回(2024年3月)は5団体8拠点、第2回(2024年11月)は12団体16拠点に拡大しました。

―どのような団体が参加していますか。リノベるの取り組みも教えてください。

弘田:ライフスタイルについて考えるイベントということで、パルコや良品計画、中国新聞社といった企業から、エリアマネジメントに取り組む地域の団体の方々まで多岐にわたっています。それぞれの拠点で各団体がイベントを行っていて、普段はバラバラに行われている個別のコンテンツを、「CITY SCAPE!」でまとめて発信しているイメージです。それぞれの団体が得意分野で面白い取り組みを同時に行うことで、相互送客を狙いました。


▲第2回「CITY SCAPE!」の会場MAP。広島都心エリアを丸ごと会場にした2日間のイベントに。マルシェ、演奏会、防災フェス、ワークショップなど、各地で各々の団体が様々な企画を催した。


「DIG:R」としては、2拠点でコンテンツを企画しました。1つは、猫屋町ビルヂングにて、「創造的最利用な生活」をコンセプトに、物販、ワークショップ、トークセッションを開催しました。もう1つは、ひろしまスタジアムパークにて、リノベーション実例の展示やスマートホーム関連の展示などを行いました。暮らしづくりの自由さや楽しさを知るきっかけとなることを目指しました。

▲築50年ほどの5階建てオフィスビルをリノベーションした「猫屋町ビルヂング」。「創造的最利用な生活」では「循環・偏愛・迷想」をテーマに開催。


木内:私は、実際にリノベーションをされた方をお呼びし、暮らしとリノベーションに関するトークセッションを企画しました。「循環・偏愛・迷想」をテーマに、キャンピングカーや納屋のリノベーション、猫ファーストな住まいやフィンランドの暮らしを再現した住まいなど、好きなものを愛でる暮らしや住まいを迷想することの楽しさ、暮らし方の自由さ・多様性を発信しました。

▲“暮らし方の自由さ”を深堀りするトークセッションの様子


▲物販、展示、ワークショップなどを行ったスペース。


福島:リノベーション協議会は、ひろしまスタジアムパークでリノベーションの普及活動を行いました。ライフスタイル別の多彩な事例パネルを展示し、100名以上の来場者にリノベの魅力を直接届けることができました。

▲ひろしまスタジアムパークでも開催。こちらはパネル展示。


▲リノベる。広島の事例のパネル展示

―イベントを実際に開催してみての印象、感じたことなどを教えてください。

弘田:まちなか全体で人が行ったり来たりするため、参加人数の定義がとても難しいのですが、第1回の開催時に人流データを分析したところ、前週と比べて約2万人の増加が見られました。もちろん全員がイベント来場者というわけではありませんが、主催側としても「まちなかに人があふれていた」という実感を持っています。


また、昨年11月の猫屋町ビルヂングで開催した際のアンケートでは「リノベーションに対する関心度が高まった」「暮らしづくりについて考えてみたいと思った」という声を数多くいただきました。


福島:アンケートでは様々な声を拾えましたし、改めて自分たちからまちへ出て情報発信していくことの重要性を感じました。

また、「広島のまちって面白い」「広島はもっと面白いことができる」という空気感が、このイベントを通して伝わってきました。弘田さんたち主催者の思い描いていた方向に、確実に動いてきているなと嬉しく感じています。


木内:聴講者の反応を見て、お客さまの生の声には大きな力があると感じましたし、街のにぎわいもすごく印象的でした。地方都市のポテンシャル(まちの中心地に近い場所に住まいを購入しやすく、まちを楽しむライフスタイルが送りやすい)を感じたイベントでした。こうした動きが他の地域にも波及していくといいですよね。


パルコやセレクト本屋さんとご一緒して、リノベーションとライフスタイル発信との親和性についても、改めて気づかされました。


若い人たちにとっては、住宅購入というのは少し先の話だと思います。でも、ファッションやおしゃれな書店を目当てに訪れ、自然にリノベーションに触れていただくことで、住まい選びのタイミングで想起してもらえるようになる、そこに大きな可能性を感じました。もっと若い方々にも魅力を届けていけるはずだと思っています。

■手をつなぎ合うことで、大きなムーブメントに

―官民連携による意義や、単独では見えてこなかった気づきなどはありましたか。

弘田:包み隠さず言うと、検討会議で色々調べていく中で、リノベーションのイベントは準備の割に成果が得られないところがあり、携わる企業の皆さんも少しイベント疲れしている印象がありました。そこに行政として何ができるのかを考えた結果、企業・団体主体でまちを巻き込む「CITY SCAPE!」のような形がうまれました。官民連携のひとつのモデルとして、広島県で非常によい形で表現できているなというのが大きな実感です。


リノベーションの普及度という観点ではないのですが、色々な主体が連携しながら進められている点で「DIG:R」はとてもうまくいっているなと思います。こんな行政と民間の連携の仕方があるということを「DIG:R」を通して伝えられているのではないでしょうか。


福島:リノベーションに関わる事業者の皆さんは比較的事業規模の小さい事業者が多く、単独でできることにはどうしても限りがあります。今回の官民連携のプロジェクトで、事業者同士はもちろんですが、他団体や企業とも手を取り合う必要性に気づきはじめました。


実際に「DIG:R」がきっかけで、広島県内の工務店協会の組織にある次世代の会と、リノベーション協議会の若手の会で連携できることがあるのではという話になり、会員企業の賛同も得て、会話が始まっています。以前は近そうで遠かった両者の間に、新たなつながりができたのは大きかったです。こんなところにも波及効果があったのかと感じています。


また、これまで行政と民間企業が関わる場面が少なかったところに、今回のような試みが生まれたことの意義は大きいです。行政のプロジェクトにも、私たちが役割をもって関わっていけるのではないかという思いを強くしています。


木内:広島県が旗を振ってくれたことで、地域の団体や企業などを巻き込めた「数」が非常に大きかったと思います。リノベーションという手段の手前にある、もっと本質的な「豊かなライフスタイルをつくること」や「暮らしを楽しむこと」へのムーブメントが生まれたことがとてもすばらしいと感じています。


多様な団体や企業と一緒に情報発信ができ、その中で、自分らしいライフスタイルを考える手段のひとつとしてリノベーションを紹介できたのは、大きな意義があったと思います。

■リノベーションプレイヤーである「リノベる。広島」の視点

―地域に根差した日々の事業活動を通して、感じている課題はありますか?また、DIG:Rを通じて感じたリノベーションの可能性はありますか。

福島:リノベーションという言葉自体は広がっていますが、住宅購入のタイミングでリノベーションを選ぶ方はまだまだ少なく、住宅購入の選択肢としてのリノベーションの普及には課題があると感じています。

しかし、広島市は、地形的に住宅用地が少ないエリアであるため、「中古住宅購入+リノベーション」は、ユーザーの住まい選びの選択肢を大きく広げる手段になると考えています。


将来的に中心市街地の空洞化が進むとまちの機能に影響が出る懸念もあり、まちづくりの課題と、住宅市場の課題は深く結びついています。リノベーションは、まちづくりにおける有効な解決策のひとつであり、より多くの方に選ばれる選択肢になっていくことで、まちの魅力づくりにも貢献できると感じました。


小野寺:広島県広島市は、都市機能と暮らしの距離感がとても近く、利便性と自然環境のバランスの取れた、非常に暮らしやすい地域だと、実際に訪ねてみて感じました。福島さんの言うように、広島県に住む方にとってリノベーションはまだ選択肢の一つに入るかどうかというところかもしれませんが、リノベーションは、立地やコストのかけ方、間取りやデザインなど自由度が高く、パフォーマンスで優れた点も多いので、自分らしい暮らしを求める方々に非常にマッチした選択肢だと思っています。


豊かなライフスタイルを自分で選ぶという価値観が「DIG:R」のような試みによってまち全体に広がっていくと、まちそのものの魅力も高まり、その価値観を広げる起爆剤につながるのかなと感じました。「リノベる。広島」も、その未来を一緒につくっていけたらと思っています。

▲リノベる プラットフォーム開発部 パートナーSV課 課長 小野寺七海。「リノベる。」のライフスタイルコンサルタントに8年従事したのち、エリアパートナーのスーパーバイジングを担当。自身も5年前に中古マンション購入+リノベーションをしている。


―新たなショールームもオープンしたと聞きました。

福島:カナツ技建工業がリノベるへ加入したのは2016年なので、1店舗目の舟入ショールームは約9年間運営していました。最近移転し、2025年5月10日(土)に新たに「横川ショールーム」をオープンしています。


小野寺:広島県においても、昨今の住宅価格高騰の影響を受け、新築と並行して検討するお客さまが増えつつありました。特にファミリー世帯からは、70㎡以上の広さを求める声が多く寄せられていたんですよね。舟入は59㎡とややコンパクトでしたが、今回の横川ショールームは73㎡。とくに家事動線や収納は力を入れて、共働きで忙しいご家族の暮らしが豊かになるイメージが沸くリノベーション空間になっていると思います。


福島:リノベるの体感型ショールームのように「感じてもらうこと」を起点にした展開は、広島県ではまだ少ないです。ご自身のライフスタイルを考えるきっかけになる「拠点」になれるんじゃないかと思っています。まちを楽しむ都市的なライフスタイルを好む方も呼びこめたらいいですね。

▲広島市1店舗目の舟入ショールーム。



▲2025年にオープンした横川ショールーム。共働きで小さなお子さまのいる3人家族を想定し、回遊動線や空間の使い方など、家族との団らんや趣味の時間がより豊かになる工夫をちりばめた。

■それぞれが考える官民連携の可能性

―「DIG:R」の今後の展望を教えてください。

弘田:もともと3か年の計画で、今年度が3年目になります。11月に「CITY SCAPE!」第3回目を開催予定で、今回はさらに参加団体が増えそうです。これまではイベント開催が大きな目的となっていて、準備にかなり苦労したところもありました。イベントが定着してきて、いろいろな方とコミュニケーションが取りやすくなり、今年度は次のステップに進めたいと考えています。会場に足を運んでくれた方々に、リノベーションの検討をしっかりしていただくことを狙っています。これまでどおりトークイベントやリノベーション事例などをお伝えしながら、さらにフリーペーパーを作成したり、リノベーション事例を発信するアカウントを「DIG:R」内に設けようと動いています。


これから住宅購入する方たちのなかに、リノベーションという選択肢がきちんと広がればいい―「DIG:R」はその一心で取り組んできました。もちろん、これだけ新築住宅を建てることが割高になってくると、住宅購入自体に消極的になっていく可能性もあるとは思っています。そんななかでも、県民の方々が安心して住まいを購入できる環境づくりが大事だと考えているので、自分たちの暮らしが安心して手に入る、その手段としてリノベーションがこれまで以上に必要になってくるだろうと思います。

―広島県におけるリノベーションから描く未来についてもお聞かせください。

弘田:官民が連携してリノベーションの魅力を伝えていくという動きは、一つの手法としてこれからも必要だと思います。来年度以降、「DIG:R」という形で続けるのか、また別のプロジェクトに進んでいくかはわかりませんが、この取り組みがもう少し大きくなり、より認知度も高まり、より多くの方々に届いていけばいいなと思います。


また、「DIG:R」は、まずは広島市で実践している段階ですが、同じようなモデルを県内のほかの都市でも展開していこうと構想しています。それぞれの都市で地理的特徴やまちとしての特性も違いますが、行政としては、どのまちであってもコンパクトな方向に進めたいというのが持続可能なまちづくりを進めていくためのセオリーとなっています。中古住宅の活用はその鍵になってくるので、どのまちであっても、そのまちらしい暮らしぶりや地域の特性をしっかり拾い上げながら、情報発信していこうと思っています。


福島:カナツ技建工業は「リノベる。広島」だけでなく、「リノベる。福岡」の運営や本社のある島根県東部でも住宅関連の事業をしております。広島県にとどまることなく、つながれるところとはつながって、全国にこのムーブメントを広げていけたらいいですね。


小野寺:実際にリノベるでリノベーションされたOBのお客さまや、その周辺を巻き込みながら、広島のまち全体にリノベーションを広げていけるといいなと考えています。新しくできた横川ショールームを活用して、OBのお客さまをお呼びしてイベントを行えたらと思っています。これから家をつくる新しいお客さまにリノベーションを体感していただくだけでなく、OBのお客さまを巻き込む拠点にもしていけたらいいですね。


木内:リノベるはこれまで、ワンストップリノベーション事業者として売上NO.1の実績を積み上げてきましたし、リノベーションの普及・理解促進において、様々な挑戦をしてきました。それらのナレッジやノウハウを共有し、広島県を盛り上げることにつなげていけたらと思っています。行政とタッグを組むことに大きな可能性を感じています。これからもその橋渡しを担っていきたいです。


▼リノベる株式会社(会社HP):www.renoveru.co.jp

▼DIG:R HIROSHIMA(ディグアールヒロシマ):https://www.digr-hiroshima.com/

▼リノベる。広島 横川ショールーム:https://www.renoveru.jp/showrooms/yokogawa




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