立憲民主党は8月7日、党本部で参院選落選者からのヒアリングを実施した。
党の政策打ち出しについては、「”政治とカネ”の問題への反応はよかった。企業団体献金の禁止はぶれずに続けてほしい」と評価する声の一方で、「外国人政策に関しては、多文化共生が党の考えだが、違法行為には対応するというようなメッセージのメリハリも必要なのではないか」といった注文も出た。
また、国民民主党や参政党の躍進を受け、「若い人への訴求力の弱さ」を指摘する声や「執行部の責任を明確にしてほしい」との声も寄せられた。
取材に応じた大串選対委員長は、外国人政策に関するメッセージなどの指示が遅れ「最終盤で競り負けたとの話が野田代表からもあった」と明かし、「寄せられた意見を踏まえて総括をする」と語った。