長崎市の長崎ブリックホールでは原水禁系の世界大会が開かれ、県内外の労働団体などから約1000人が参加しました。
今年は「被爆80年」をテーマに、高校生平和大使を務めていた若い世代によるトークセッションがあり、これまでの自分の平和活動などについて報告しました。
原水禁議長で被爆者の川野浩一さん(85)は日本が進めている敵基地攻撃能力の保有やミサイルや戦闘機といった武器の購入は日本の憲法に違反していると強く訴えました。
川野浩一 大会共同実行委員長
「私たち国民の命を安全を守るのは決して軍事力ではありません。ミサイルでも核兵器でもありません。憲法です。平和憲法に基づく平和外交です」
大会は9日まで続きます。