原爆が投下された8月9日を前に、2つの平和団体が、核兵器の廃絶や平和な世界の実現などを訴える世界大会を長崎市で開きました。

原水協系による世界大会には世界14の国と地域の代表のほか、県の内外の市民団体などが参加しました。

KTN記者
「大会では被爆の実相の継承と平和の実現をテーマに、被爆者による講演などが行われています」

今年の大会は被爆80年の節目であることから、前半を広島、後半を長崎と2県で開催しています。

7日は13歳で被爆した日本被団協の田中熙巳さんが自らの被爆体験を交え、核兵器の廃絶への思いを語りました。

田中熙巳さん
「これまで私たちが叫び続けてきた核兵器を使ってはいけないと非人道的な本当に残忍な状況を世界中に広めて核兵器を使わせない、無くす運動に結集していきたい」

テレビ長崎
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