愛知県東郷町の「小さな出汁巻専門店 高坂桜」は、知床産羅臼昆布など厳選素材を使った“究極のだし巻き卵”が評判の店です。注文後に焼き上げるこだわりの一品で、週2日営業ながら行列が絶えません。
■こだわりの出汁は知床から取り寄せた羅臼昆布…だし巻き卵の専門店
愛知県東郷町の住宅街に佇む「小さな出汁巻専門店 高坂桜」は、全国から取り寄せた高級食材を使った“究極のだし巻き卵”を提供する専門店です。店名は、店主が大ファンという「THE ALFEE」のメンバーの頭文字をとって名付けられました。
卵は豊田市小原地区の養鶏場から直接仕入れる「あいのうのたまご」を1本につき7～8個も使用。うま味が強く臭みがないため、だし巻き卵に最適です。
出汁は北海道・知床産の羅臼昆布、九州産干しシイタケ、3カ月以上熟成させた本枯節、九州産の「五島灘の塩」を合わせて贅沢に使用。砂糖を一切加えず、注文が入ってから一本一本丁寧に焼き上げるため、出汁の香りと旨みが際立ち、肉厚でボリューム満点の仕上がりです。
メニューはプレーンのほか、「明太マヨ」、「海老ねぎ」、「蜂蜜南高梅」、「あおさ」など全7種類。
さらに、スイートピクルス入りや自家製ゆず味噌味のだし巻きサンド、おにぎりや弁当などもあり、だし巻きを使ったメニューは20種類以上と豊富な品揃えです。
男性客：
「ゴルフの帰りで、ビールのつまみに」
女性客：
「グーグルマップで出てきて。専門店できっとおいしいだろうなって期待があります」
■「一番の得意料理であるだし巻き卵に絞った」…専門店にした理由
店主は「お正月に作るとすぐになくなる」、「お客さんに出すとおいしいと喜ばれる」といった経験から、一番の得意料理であるだし巻き卵だけに絞った専門店にしたといいます。
営業日は木曜と金曜のみ。店主の女性は主婦業を優先しつつ、「家庭をみださない範囲で」と決めて週2日営業を続けています。さらに、そのこだわりの味をより多くの人に届けたいと、地元の産直市場などイベントにも積極的に出店しています。
イベントで知って店を訪れる人も多くいます。
女性客：
「マルシェで食べたのがおいしかったので」
家庭を大切にしながら、究極のだし巻き卵を追求し続ける「小さな出汁巻専門店 高坂桜」。こだわりの一品は、地域の人々に愛され続けています。
