夏休み中の小学生に英語に親しんでもらおうと、鹿児島市でクイズやゲームを交えた体験型の学習会が開かれました。
「What ANIME do you like?(どんなアニメが好き?)」
「Pokemon(ポケモン)」
この学習会は、子どもたちに英語に親しむ機会をもってもらおうと県教育委員会が毎年開いているものです。
5日は午前と午後に分かれて、県内の小学生約140人がALTの講師のもとで英語を学びました。
こちらはパーツを集めてロケットのイラストを完成させるコーナー。
架空の通貨を手にした子どもたちは、黄色や緑など色とりどりのパーツの中から好きなものを手に入れようと、パーツショップ役の講師と英語で金額を交渉します。
ALT講師
「Do you wanna buy this?(これを買いたい人は?)」
かわいらしいピンク色のパーツが売りに出されると、すぐにお金を手にする女の子が…
女の子
「300yen!(300円)」
英語で「300円」と交渉。
欲しかったパーツを手に入れることができました。
2020年から全国の小学校で英語が必修化され、子どもたちの学ぶ機会は増えているものの、英語で直接コミュニケーションをとることについては消極的な子も多いのが課題のひとつ。
5日の体験学習では、子どもたちは仲間と協力しながらクイズやゲームをクリアし、英語を身近に感じることができたようです。
参加した小学生
「覚えている単語の中から探してつなぎ合わせればできたから良かった」
「写真とかイラストとか学校では使わないものがたくさんあって、ゲームみたいで楽しかった」