県内への配備が進んでいるオスプレイについて、陸上自衛隊は5日、長崎県への飛行訓練を行いました。駐屯地の周辺以外で訓練をするのは初めてです。
5日午前11時ごろ、佐賀駐屯地に配備されたオスプレイが長崎県大村市に向けて飛行しました。
駐屯地の周辺以外での訓練は初めてとなります。
オスプレイは長崎県の大村航空基地のほか、佐世保市や諫早市などの上空を飛行したとみられています。
陸上自衛隊は今後、長崎県佐世保市の相浦駐屯地でも訓練を行う方針です。
現在、佐賀駐屯地には配備が予定されている17機のうち15機の移駐が完了しています。
防衛省は、残りの2機も5日移駐する予定でしたが天候や整備などの状況を踏まえ、6日以降に延期したということです。