江戸時代の風景画の名手、葛飾北斎と歌川広重の浮世絵展が佐賀市で開かれていて、貴重な作品を見ようと朝から多くの人でにぎわっています。

県立美術館で開かれている「北斎・広重大浮世絵展」には江戸時代に流行した浮世絵の絵師で特に人気を誇った、葛飾北斎と歌川広重の作品、あわせて200点ほどが展示されています。

風景画の名手として知られる2人の東海道の宿場を描いた作品、あわせて80点ほどが展示されているほか、美人画やコミカルなタッチで描かれた滑稽絵・妖怪絵など多彩な作品が並びます。

7日は朝から多くの人が会場を訪れ、2人の作風の違いを感じながらじっくりと浮世絵を楽しんでいました。

【来場客(女性)】
「来たのは3回目です、広重と北斎の違いとか、それからやっぱり絵はすごいんですけど、彫った人、刷った人のすごさをまた感じています」

「北斎・広重大浮世絵展」は県立美術館で8月末まで開かれています。

サガテレビ
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