長野県松本市の松本マラソンの不正会計問題で、第三者による検証委員会は「実行委員会のガバナンスの欠如が原因」などとする報告書をまとめました。

問題は、2023年の大会で担当職員が「赤字決算にするとイメージ悪化につながる」と判断し、委託費の支払いの一部を翌年に回し黒字に見せかける不正な会計処理を行っていたものです。

松本市・臥雲市長:
「ガバナンスの欠如、その結果が間接的に不正経理を許容することにつながった責任が私にはある。(実行委形式の催しの)再検討、再構築を私が責任に基づいて行わなければ」

臥雲市長は自身を含めた関係者の処分を検討するとしています。

なお「松本マラソン」は今年は中止、来年以降の開催は白紙だということです

長野放送
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