午前8時25分頃、カムチャツカ半島でマグニチュード8.7を観測する地震があり、津波警報が発令されました。
気象庁は午後1時から2回目の緊急の会見を行う予定です。
気象庁によりますと、午前8時25分頃、カムチャツカ半島でマグニチュード8.7を観測する地震があり、気象庁は午前9時40分に北海道から和歌山県の太平洋沿岸に津波警報を発表しました。
これまでに北海道の根室市や釧路市、十勝港などで30センチから40センチ、青森県の八戸港で40センチ、宮城県の石巻市で50センチ、大船渡市で30センチ、いわき市で40センチの津波を観測しています。
気象庁は午前10時ごろに1回目の会見を行い、警報が出ている北海道から和歌山県までの沿岸部に住む人はすぐに高台などに避難して海岸から離れるよう呼びかけています。
また遠地が震源の地震の場合、予想より遅れて津波が襲ってくることがあるため警報等が解除されるまでは海岸などに近づかず、避難を継続するよう呼びかけています。
また、震源の距離が離れていることからこの地震が北海道三陸沖などの巨大地震を誘発する可能性は低いとしていますが、震源地周辺では引き続き津波をともなう地震に警戒が必要だということです。
気象庁は午後1時から2回目の緊急の会見を行う予定です。