「ナイフで切った?」タイヤが突然パンク

大阪市の住宅で6月30日午後1時頃、カメラが捉えたのはパンクした息子の自転車だ。

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持ち主の父親
ナイフでスパッと切ったような傷が残っていて、イタズラかなと思いました。

一体誰の仕業なのか、父親は犯人を突き止めようとすぐに防犯カメラを確認。

回りに誰もいないのに「バン!」とパンクする自転車
回りに誰もいないのに「バン!」とパンクする自転車

すると「バン!」と突然大きな破裂音を立ててタイヤがパンクする様子が映っていた。周囲に人の姿はなかった。

持ち主の父親
驚きましたね。勝手に破裂してるなんて1ミリも思わなかったですね。

原因は水道メーターの鉄板のふた?

破裂の原因とみられるのが自転車が止めてあった場所だ。

持ち主の父親
水道メーターのフタ。鉄板、マンホールみたいな。そのちょうど上に前輪が乗って熱によるものなのかなって。

この日の大阪市の最高気温は34.4℃。

過去フジテレビが実施した検証では、気温が35℃のとき、マンホールの表面温度は46℃と、気温を10℃以上上回る結果になった。

父親によると、高温になったマンホールの熱によって、タイヤの空気が膨張し、破裂したのではないかという。

熱によって膨張したタイヤの空気(視聴者提供)
熱によって膨張したタイヤの空気(視聴者提供)

持ち主の父親
悪意のあるいたずらじゃなかった、とりあえずほっとしてて。もっと暑くなっていくのを考えたら、鉄板とか気をつけた方がいいんだと。勉強になりましたね。
(「イット!」7月9日放送より)

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