7月3日に参議院議員選挙が公示された。全国に32ある「1人区」がカギを握ると言われている。このうちの1つ、宮崎選挙区は、非常に激しい戦いとなっている。選挙戦5日目の7日、石破茂総理大臣が宮崎入りし、都城市と宮崎市の2カ所で演説を行った。

早瀬純哉記者:
都城市の会場には、炎天下にもかかわらず、自民党支持者など多くの人が集まっている。

石破茂首相:
この都城、全国に3700くらい市町村がある。人口が増えているという極めて珍しい地方都市。地方創生、そのモデルとなる都城に来てみたかった。

7日午後、宮崎入りした石破首相。
「将来の日本に責任を持った政策」に重点を置き、社会保障費の財源を守りながら物価高対策を進めていくと強調した。

石破茂首相:
いま日本が、人口が1年にどれくらい減っているか。日本人に限れば1年に89万人減っている。政治家が国民の受けを狙って、受ければいいという話をしはじめると、国は必ず滅びる。
石破首相は、「困っている人、子育て中の人に素早く手厚く対応すること。赤字国債を出すことなく、医療、年金、介護、子育ての財源を決して傷つけることなく、全身全霊で参院選に臨んでいる」と訴えた。

石破総理はこの後、宮崎市のJR宮崎駅西口でも演説。

会場に集まった多くの支持者を前に、支持を訴えた。参院選は7月20日に投開票が行われる。
(テレビ宮崎)