秋晴れが続き、爽やかな陽気が心地よいですね。
その一方で、まだ残暑がある地域もありますが、一体いつ衣替えをしたら良いのでしょうか?
また、衣替えの際に気をつけて欲しいことがあるんです。

この記事の画像(9枚)

9月29日午前9時ごろ、台場の気温は21.8℃、湿度は約66%です。とても過ごしやすい気候ですね。ところが、これくらいの気温と湿度を心地よく感じるのは私たちだけではないんです。

実は、衣類を食べる「衣類害虫」にとっても活動しやすい時期なんです。

衣類害虫が、活発に活動するのは気温約25〜30℃、湿度約50〜80%の時です。
まさにこれからの季節の気候とほぼ同じなんですが、大切な洋服に穴をあけられるのは避けたいですよね。
どうやって虫食いを防げば良いのか「株式会社白洋舎」さんに聞きました。

衣類害虫の対策は…

◆虫干し

まずは「虫干し」です。この際に気をつけて欲しい2つのポイントがあります。

まずは、直射日光が当たらない場所で干すようにして下さい。まだこの時期は、日差しが強いので衣類が傷むおそれがあるからです。

そして、十分に乾燥させることが重要なので、日差しが強い午前10時〜午後3時頃に干すことをおすすめします。

◆服の収納の順番

そして、虫干しした衣類を「収納する時の順番」にも注意して下さい。

下の方に湿気が溜まりやすいので、最初に綿や化繊などの汚れに強い服をしまうようにしましょう。
そして、その上に、ウールやカシミヤなどの柔らかい素材の服をしまうようにして下さい。
そして一番上に「防虫剤」を置くことによって、より高い防虫効果を得ることができます。空気より重い防虫のガスが下に広がり、衣類を守ってくれるからです。

「衣替え」いつするべき?

では、地域ごとにベストなタイミングはいつ頃なのでしょうか。

◆北日本

週末は雨が降る可能性があるので、10月2日(金)までに終わらせておくと良いでしょう。

◆関東

10月2日(金)までに衣替えをして良いですが、今週末は気温が約28℃まで上がり、少し暑くなりそうなので、2〜3枚ほど半袖の服を残しておくと良いでしょう。

◆北陸・東海・西日本

まだ真夏日があるので、衣替えは来週以降がおすすめです。

(とくダネ!『あまダネ!』9月29日放送)

とくダネ!
とくダネ!