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プレスリリース配信元:株式会社LeoSophia




インターネットで欲しい情報を探しているとき、最初に検索したツールだけでは満足のいく結果が得られず、別のサービスで再び同じ内容を調べ直した経験はありませんか?

現代の情報収集において、一度の検索で完結することは稀になっており、多くの人が複数のプラットフォームを使い分けながら情報を探している実態があります。

本記事では、全国の10代から50代の男女300名を対象に「検索行動」に関するアンケート調査を実施しました。

どのような検索ツールが選ばれているのか・なぜ複数のツールを使い分ける必要があるのか・そして効率的な情報収集を実現するための具体的な手法について、実際のアンケートデータを基に詳しく解析しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【調査概要】
調査対象:300名の働く男女
年齢層:10代~50代
調査方法:インターネットアンケート調査
実施期間:2025年6月10日~2025年6月25日

【調査概要】あなたの年齢・性別・職業を教えてください。
選択肢
▼年齢
・10代
・20代
・30代
・40代
・50代

▼性別
・男性
・女性
・その他/回答しない

▼職業
・学生
・会社員
・自営業/フリーランス
・パート/アルバイト
・主婦/主夫
・無職
・その他




本調査では、全国の10代~50代までの男女300名を対象に、現代の検索行動に関する実態を把握するためのアンケート調査を実施しました。
【質問1.】普段の情報収集で最も使うツールは何ですか?
選択肢
・Google検索
・Yahoo!検索
・YouTube
・TikTok
・Instagram
・X(旧Twitter)
・ChatGPTなどの生成AI
・その他

Google検索が6割を占める一方で多様化も進んでいる
情報収集ツールの利用状況を調査した結果、Google検索が181名(60.33%)と圧倒的な支持を集めており、依然として検索の主流であることが確認されました。



しかし、残り約4割のユーザーが多様なプラットフォームを選択しており、Yahoo!検索・YouTube・X(旧Twitter)・Instagram・生成AI15名(5.00%)など、用途や好みに応じた使い分けが進んでいることが明らかとなりました。

年代別に使用ツールを分析すると、世代による利用傾向の明確な違いが浮き彫りになりました。



20代はX(旧Twitter)・TikTok・InstagramといったSNS系ツールの利用率が他世代より高い傾向を示している一方、50代ではYahoo!検索35.00%と高い数値となっており、従来型の検索エンジンへの依存度が高いことが分かります。

注目すべき点は、50代における生成AI利用率10.00%という結果で、これは20代の5.17%を上回る数値となっていることです。

この傾向は、新しい技術への適応が年齢に必ずしも反比例しないことを示しており、効率的な情報収集への関心が世代を超えて高まっていることを物語っています。
【質問2.】そのツールを利用する理由は何ですか?
選択肢
・欲しい情報が見つかりやすいから
・検索スピードが速い/使いやすい
・信頼できる情報が多い
・よく使っていて慣れているから
・画像や動画で情報を得られるから
・知人やインフルエンサーの意見が見られるから
・その他

検索ツールの選択理由を調査した結果、「よく使っていて慣れているから」が189名で最多となりましたが、機能面では「欲しい情報が見つかりやすいから」と「検索スピードが速い/使いやすい」が上位を占め、実用性を重視する傾向が明確に表れています。



この結果は、ユーザーが検索ツールに求める要素として、習慣性と並んで情報取得の効率性を最も重要視していることを示しており、現代人の時間に対する意識の高さを反映していると考えられます。

注目すべき点は、「信頼できる情報が多い」を選択した回答者が46名(15.33%)に留まったことです。

これは情報の正確性よりも、アクセスのしやすさや検索結果の豊富さを優先する現代の検索行動の特徴を示しています。

また、「画像や動画で情報を得られるから」34名(11.33%)、「知人やインフルエンサーの意見が見られるから」7名(2.33%)という結果から、視覚的な情報や第三者の体験談を求めるニーズも一定程度存在することが分かります。
【質問3.】検索ワード入力するときに工夫することはありますか?
選択肢
・同じ意味の単語に言い換えて検索する
・単語を追加して具体的にする(例:「カフェ」→「渋谷 カフェ 電源」)
・よく使われている検索ワード(サジェスト)を参考にする
・時間帯や場所などで絞り込む(例:「今週末」「近くの」など)
・特に工夫しない
・その他

9割以上が何らかの工夫をしている
検索ワード入力時の工夫について調査した結果、「特に工夫しない」と回答したのはわずか17名(5.67%)に留まり、94.33%の回答者が何らかの検索テクニックを活用していることが明らかになりました。



この数値は、現代人の検索リテラシーが想像以上に高く、効率的な情報収集のために自然と工夫を重ねていることを示しています。

最も多く使われている技法は「単語を追加して具体的にする」で239名(79.67%)が実践しており、例えば「カフェ」から「渋谷 カフェ 電源」のように地域や条件を絞り込む手法が一般化していることが分かります。

「同じ意味の単語に言い換えて検索する」「よく使われている検索ワード(サジェスト)を参考にする」などの回答も多く、これらの工夫は、限られた時間で効率的に目的の情報へたどり着きたいという現代人のニーズを反映していると言えるでしょう。
検索語数は『2語』が6割以上と最多
選択肢
▼1回の検索で入力する単語数
・1語(例:「ラーメン」)
・2語(例:「新宿 ラーメン」)
・3語(例:「新宿 ラーメン 深夜」)
・4語以上(例:「新宿 ラーメン 深夜 一人でも入りやすい」)

▼複数語検索をする理由
・より具体的な情報を得たい
・余計な情報を除外したい
・比較検討したい
・思いついたまま入力している
・他人の検索事例(SNSやブログ)を参考にしている
・特に理由はない

検索時に入力する単語数の調査では、2語での検索が183名(61.00%)と過半数を占め、最も一般的な検索パターンであることが判明しました。

具体例として「新宿 ラーメン」のような組み合わせが該当し、場所と対象を組み合わせた検索手法が定着していることが分かります。

3語検索は98名(32.67%)で、「新宿 ラーメン 深夜」のようにさらに条件を絞り込む手法も3割以上のユーザーが活用しており、反対に1語のみで検索する人は少数派となっているようです。



複数語検索をする理由については、「より具体的な情報を得たい」が243名と圧倒的多数を占め、「余計な情報を除外したい」162名がそれに続きました。

この結果は、現代のインターネット上に膨大な情報が存在する中で、ユーザーが精度を重視した検索行動を取っていることを示しています。

単純なキーワードマッチングではなく、意図に沿った結果を求める傾向が強いことが明らかになりました。
【質問4.】検索結果は何ページ目まで確認しますか?
選択肢
・2ページ目まで
・3ページ目まで
・4~5ページ目まで
・それ以上見る
・見ずにすぐ再検索する
・諦める/別のツールに移る

検索結果の閲覧継続に関して尋ねたところ、3ページ目まで確認するユーザーが全体の66%を占め、SEO対策において上位3ページ以内への表示が重要であることが数値で裏付けられました。



一方で「見ずにすぐ再検索する」が42名(14.00%)存在し、検索結果の質が期待に満たない場合は即座に検索条件を変更する傾向も確認されました。

このような層に対しては1ページ目での結果表示が極めて重要であり、ユーザーの検索意図に即した的確なコンテンツを作ることが求められています。
【質問5.】同じ情報を探すのに、他のツールでも再検索することはありますか?
選択肢
・よくある
・たまにある
・ほとんどない
・全くない

複数ツールでの再検索実態を調査した結果、実に76%のユーザーが同じ情報を求めて異なるプラットフォームで再検索を行っていることが判明し、現代の情報収集において単一ツールでの検索完結は少数派であることが明らかとなりました。



この再検索行動の背景には、各検索ツールが持つ特性の違いや情報の種類・質に対する期待値の差が影響していると考えられます。

例えば、テキスト情報はGoogle検索で、体験談や詳細レビューはSNSで、視覚的な理解を深めたい場合はYouTubeでといった使い分けが行われており、ユーザーが求める情報の形式や深度に応じて最適なプラットフォームを選択している実態があります。

この傾向は、現代人の情報リテラシー(※)の向上と、より満足度の高い情報収集への意識の高まりを反映したものと言えるでしょう。
※情報リテラシー:情報を適切に収集・評価・活用する能力
再検索時に利用するツールは『Google検索』と『YouTube』
選択肢
・Google検索
・Yahoo!検索
・YouTube
・TikTok
・Instagram
・X(旧Twitter)
・ChatGPTなどの生成AI
・家族や知人に聞く/Q&Aサイト(例:教えて!goo、知恵袋など)
・その他

「再検索時に他のツールを利用することがある」と回答した人に実際に使用するツールを調査した結果、YouTubeによる検索が上位となり、最初の検索で主流だったツールの選択傾向とは大きく異なる結果となりました。



これは5倍以上の増加率を示しており、テキスト情報だけでは満足できない場合に動画コンテンツで理解を深めようとするユーザー行動が浮き彫りになっています。

同様にChatGPT等の生成AIも、最初の検索では15名(5.00%)の利用に留まっていたものが再検索時には71名まで増加しており、これは従来の検索エンジンでは得られない解釈や要約を求めるニーズが高いことを示していると言えるでしょう。

この結果から、ユーザーは最初の検索で基本的な情報を収集し、その後より専門的・視覚的・体験的な情報を求めて異なるプラットフォームを活用する傾向があることが明らかになりました。

そのため、SEO対策においてはこの検索行動の変化を踏まえ、各プラットフォームの特性を活かしたコンテンツ戦略を構築することが重要です。
まとめ
今回の全国300名を対象とした検索行動実態調査により、現代の情報収集において76%のユーザーが複数ツールでの再検索を行っており、単一プラットフォームでの情報完結は少数派であることが明らかになりました。

Google検索が60.33%と依然主流を保つ一方で、YouTubeやSNS・生成AIなどへの再検索が活発化しており、各ツールの特性を活かした情報の使い分けが一般化しています。

これらの調査結果から、効果的なSEO対策には従来の上位表示テクニックを超えた包括的なアプローチが必要です。

「3ページ目まで検索結果を見る」というユーザーが多い傾向から、コンテンツの上位表示は不可欠な一方、ユーザーが真に求めているのは、検索意図を的確に捉えた実用的で信頼性の高い情報を提供するコンテンツであり、これこそが持続可能なSEO成功の鍵となります。

さらに、76%が再検索を行うという実態を受け、テキストコンテンツだけでなく動画や画像を活用したマルチメディア展開により、ユーザーの多様な情報ニーズに応えることができるでしょう。

本調査のさらに深掘りした質問や詳細の内容を以下の記事でも紹介しておりますのでぜひご覧ください。
https://leosophia.co.jp/marketing/marketing-research-search-behavior/

★本記事を引用する際には必ず以下の形式での記載をお願い致します。
「引用:株式会社LeoSophia (https://leosophia.co.jp)」
■会社概要
社名 : 株式会社LeoSophia
所在地 : 東京都目黒区下目黒1-8-1 ARCO TOWER 17F
代表者 : 永崎 太一
設立 : 2014年9月29日
資本金 :5,000万円
事業内容:インターネットを軸とした各事業の企画・運営
企業URL : https://leosophia.co.jp/
SEOオウンドメディア:https://leosophia.co.jp/marketing/
X:https://x.com/ban__SEO
YouTube:https://www.youtube.com/@leosophia-ch

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