約20年ぶりとなる大規模な改装工事が進められてきたJR盛岡駅(岩手県)で、6月27日に5つの新店舗がオープンしました。
朝からビールを味わうなど新たな駅の魅力を楽しもうと多くの人が訪れました。
千葉梨々花アナウンサー
「盛岡駅南口です。新店舗がオープンしいつもより人が多いように感じます」
2024年12月から大規模な改装工事が進められてきたJR盛岡駅、2階南エリアでは27日に飲食店や土産店など新たに5つの店舗がオープンしました。
このうち居酒屋の「NEO海王」では開店と同時に利用客が次々に訪れていました。
盛岡市中心部にある人気の居酒屋の系列店であるこちらでは毎日仕入れる新鮮な魚を使った料理が看板メニュー、駅ナカでありながら貸し切りも可能となっています。
また花巻市で人気の自家製ベーグルとクラフトビールの店「Lit work place」も盛岡駅にオープン。
朝7時開店ということで27日は午前中からビールを楽しむ人の姿が見られました。
青森から仕事で訪れた人
「酒飲みからすると最高ですよね。こんなに朝早くから飲めるのは。仕事の時にたまに(盛岡駅に)寄るので寄るたびにお酒飲んで行きたい」
27日は開店前に10人ほどが並んだということで、店では期待に応えたいと意気込んでいます。
Lit work place 高橋亮オーナー
「平日からこんなに来てくれるなんてうれしいなと。せっかく盛岡駅に(店を)出させてもらったので花巻だけじゃなくて県内全部をPRできるような店になれたら」
このほか土産店の「GOZZOIwate(ごっつぉ いわて)」でもスーツケースを持った観光客らが福田パンなど岩手の名物やおみやげを選ぶ姿が見られました。
JR盛岡駅では2026年度中に2階の北エリアを含めた全てのリニューアルが完了する予定です。