神奈川・海老名市で、無理に追い越そうとした末、歩道を走行する危険なバイクがカメラに捉えられた。「学童保育も近い」場所で、非常に危険な行為だった。一方、愛知県や和歌山県でも車の飛び出しや強引な追い越し左折など、勝手すぎる危険運転が確認されている。撮影者の1人は事故の可能性から、警鐘を鳴らしている。
まさかの歩道走行…違反行為行うバイク
神奈川・海老名市で17日午前11時頃に撮影されたのは、あまりに勝手すぎる運転だった。
撮影者の前を走るバイクが、トラックの右から奥をチラリと覗く様子があった。しかし現場ははみ出しての追い越しが禁止の場所だ。
まさか行くつもりかと懸念した次の瞬間、突如バイクの向きを変え、歩道を走行し始めた。車道がダメなら歩道からと言わんばかりに勝手すぎる運転だった。
撮影者は「近くに学童保育があるみたいで、いつ小さい子供とか小学生とかが、（歩道に）出てもおかしくないところ。今度から気をつけようだと遅いと思うので、ルールは守ってもらいたい」と語っている。
夜道でバイクの前に飛び出す車
一方、愛知・長久手市で12日午後9時過ぎ、撮影者が夜道をバイクで走っていると、突然、目の前が車の車体でいっぱいになった。
車は駐車場から出たところだった。バイク側からすると、車道へ飛び出してきた形だ。
撮影者は「50cmも離れてなかった。30cmくらいですかね。『危ない！』って感じだった。こっちが減速して、それを多分、譲ってくれたと勘違いしたんでしょうね」と語っている。
中央線はみ出し…強引割り込みする車
さらに和歌山・岩出市で12日午前8時半過ぎに撮影されたのは、突然、撮影者の右手から現れた軽自動車だ。しかし、この場所は道路の中央線が黄色で、はみ出しての追い越しが禁止だった。
それでも対向車が迫ってもおかまいなしで、「自分は曲がりたいんだ」とばかりに、バイクの前を強引に左折していった。
あまりに勝手がすぎる運転に撮影者は「特にスピードを緩めてなかったような感じなので、普段からよくやってるんだと思います。誰かに迷惑かけることもあるのでやめた方がいい」と話している。
（「イット！」 6月26日放送より）
