7月9日に開催する夏の高校野球宮城県大会。組み合わせ抽選会が、6月26日に行われました。夏の甲子園を目指す戦いがいよいよ始まります。

今年で107回目を迎える夏の甲子園大会。宮城県大会には3つの連合チームを含め、62校、55チームが出場。26日に組み合わせが決まりました。

第一シード「仙台育英」。準優勝を果たした2023年の夏以来の甲子園出場を目指し、泉館山と角田の勝者と対戦。開会式直後の試合では仙台東と小牛田農林が対戦します。

仙台育英 佐々木義恭主将
「夏の大会に向けて新チーム結成からやってきた。これまでの大会は課題に向き合ってやってきたが、今回はどんな内容でも勝てるように、目の前の相手に集中して一戦一戦丁寧に戦っていく」

続いてその隣のブロック。シード東北は宮城広瀬と仙台二高の勝者と対戦。東北は2016年以来の夏の甲子園出場を目指します。

2023年、県決勝に進出し甲子園まであと一歩まで迫った仙台城南は、富谷と東北学院の勝者と対戦。初の甲子園を狙います。

去年秋と今年春の県大会でベスト4に進出した第4シード「石巻工業」。気仙沼向洋と石巻西の勝者と初戦を迎えます。

石巻工業 伊藤海斗主将
「強みは爆発力。1イニングに大量得点を取れるのが強み。一球一級集中して、相手チームへの敬意をもってやっていきたい」

春の県大会でベスト4の第3シード東陵。37年ぶりの夏の甲子園出場を目指し宮城工業と多賀城の勝者と初戦を戦います。

2014年以来の夏の甲子園出場を目指すシード利府が入るブロック。黒川・古川黎明・迫桜・中新田の4校連合は高専名取と対戦。初戦突破を目指します。

春ベスト8の石巻は名取と仙台工業の連合チームと、2024年秋の県大会で3位の東北学院榴ヶ岡の勝者と対戦。実力校が揃うブロックになりました。

2024年夏、甲子園初出場を果たし連覇を目指す、第二シード「聖和学園」は仙台商業と日本ウェルネス宮城の勝者と対戦。南三陸・宮城水産・涌谷・石巻北の4校連合は、石巻好文館と対戦。初戦突破を目指します。

聖和学園 高橋歩汰主将
「2年連続甲子園を目指して、感謝をプレーで表せるように戦っていきたい」

また選手宣誓は抽選の結果仙台高校・主将山岸大翔選手が務めることが決まりました。

仙台高校 山岸大翔主将
「全ての高校生が全力プレーで感謝を伝えられる大会にします」

夢舞台・甲子園を目指す熱い戦いがはじまります。

仙台放送
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