3年前に閉校した宮城県気仙沼市の旧大島中学校で、学校に残されていた生徒の絵画を使った展示会が開かれています。
廊下にずらりと並んだ絵画などの作品。3年前に学校の統廃合により閉校した、旧大島中学校に残されていたものです。旧大島中学校の校舎は去年4月から大島公民館として活用されていて、その書庫に眠っていたのがこれらの作品です。
約30年前から55年ほど前の作品が多く、保存方法などからいずれもコンクールなどで入選した作品とみられています。中には当時の木造校舎や漁港を描いたものもあり、訪れた人たちは当時を思い出しながら作品に見入っていました。
訪れた人
「懐かしいですよね」
「これ、昭和45年。作品は妹のものです。(Q.妹にはどう伝える?)あったよと」
かつての大島の姿も思い出されるこの展示会は7月4日まで開かれています。