6月26日は語呂合わせで「露天風呂の日」です。美作三湯の1つ、真庭市の湯原温泉では、温泉街で守り継いできた露天風呂でPRを行いました。
PRに先立ち神事が行われ、巫女姿の女性などが温泉街にある10の源泉で湯をくみ上げました。
湯を運ぶ先は、温泉街のシンボルで、川底から湧き出る湯でできた天然の露天風呂「砂湯」です。温度が異なる「美人」「子宝」「長寿」の3つの浴槽があり、「全国露天風呂番付」では、「西の横綱」と評されます。
そして「砂湯」に酒やショウブをささげたあと、「子宝」の浴槽にそれぞれの源泉の湯を注ぎ、温泉街のブレンドの湯を作り上げました。さっそく地元の小学生や温泉街を訪れた客に特別な露天風呂を楽しんでもらいました。
(地元の小学生は…)
「温かくて肌がツルツルする」
「湯気が出ているのを初めて見て、びっくりした」
(観光客は…)
「自然いっぱいの景色を見ながら湯に漬かれる」
(湯原町旅館協同組合 池田博昭代表理事)
「何千年前も前からこんこんと湧き出る温泉が魅力。これを県内外、全国の人にアピールして、ぜひ入ってもらいたい」
26日は温泉街の多くの旅館やホテルが内湯も無料開放し、湯と同じくらい温かい心でおもてなしを行いました。