パキスタンの首都イスラマバードで行われたアメリカとイランによる戦闘終結に向けた初めての協議は、合意には至らず、出席していたアメリカのバンス副大統領は日本時間の12日の朝に帰国の途につきました。
トランプ大統領の今後の対応について、ワシントンからFNNワシントン支局・千田淳一支局長が中継でお伝えします。
トランプ政権としては、今後も軍事攻撃も選択肢として残しながら、外交交渉の継続に向けた圧力を強める構えを見せています。
トランプ大統領は先ほど、SNSに「イランが譲歩しない場合の次のカードは海上封鎖」とのメッセージを投稿しました。
この「海上封鎖」は、ベネズエラのマドゥロ政権を追い込んだ際にも行われています。
残り1週間あまりとなった停戦期限に向けて、専門家からは「海上封鎖」のカードを切ることでアメリカ軍がホルムズ海峡を実質的に掌握し、イラン経済を支える原油の収入を締め上げることができるとの指摘もあります。
――ところでトランプ大統領は、再び攻撃に踏み切る可能性はあるのでしょうか?
トランプ大統領は軍事攻撃の可能性にも言及していますが、常に気にしているのが、原油価格の高騰を含めた市場の動きです。
トランプ氏は週明けの市場の動きを見据えて、日曜日に重要な声明を発表する傾向があります。
このため、ホルムズ海峡の開放や交渉の進展に向けて、この後どのようなメッセージを発信するのかも注目されます。