早ければ4月から夏の猛暑が始まる可能性がある中、エアコンの設置工事が部品高騰と工事人員不足で追いつかない恐れが出ている。電器店の社長は「気温23度以上」を目安に、今から試運転を行うよう呼びかけている。

「エアコン設置」今年は特に早めに

矢澤剛気象予報士によると、2026年はこれまでの春夏秋冬の四季の区切りが崩れていて、夏が前倒しでやってくる。早ければ4月から夏の暑さがスタートし、この異常さが今後は通常になっていくかもしれないという。

この記事の画像(7枚)

例年、夏本番になると混み合うエアコン設置の依頼だが、2026年は特に早めが良いという。

栄電気・沼澤栄一社長:
特に2026年の夏(配管などの)材料が高騰。工事をする人が減っているらしい。もう割に合わないからって。そうなるとエアコンを入れ替えようといっても、もしかしたら本当に(設置が間に合わず)夏が終わっちゃうかもしれない。

エアコンと室外機をつなぐ配管など、部品の価格が高騰。「割に合わない」と仕事を辞める人も出ていて、設置工事が追いつかないおそれがあるという。

試運転は「冷たい風が出るか」確認して

エアコンを使う前に、どこの家庭でも早めにやってほしいというのが「エアコンの試運転」だ。

栄電気・沼澤栄一社長:
エアコンが冷房できちんと動いているか。故障ではないことを確認するための作業です。

試運転は、長く使っていない間に不具合が起きていないか確かめるために重要な作業だが、街で話を聞いてみると「やったことがない」「そもそも何をしていいのかわからない」といった声が聞かれた。

また、「暖房はこの時期でも使うので、あえて冷房の試運転はしない」という意見もあったが、栄電気の沼澤社長は「それは間違っている」と指摘。「お掃除機能がついているので試運転はやらない」というのも、よくある勘違いだという。

栄電気・沼澤栄一社長:
お掃除機能というのは、フィルターを掃除してくれるだけ。エアコンの能力、冷房が動く・動かないとは別で、関係ありません。

さらに、はじめに除湿や送風をして、しばらく置いて、エアコンを使うというのも勘違いだという。

栄電気・沼澤栄一社長:
送風状態でも冷たく感じちゃうじゃないですか。それで大丈夫だって勘違いをしてしまう方がいるので。冷房運転をして、ちゃんと冷たい風が出てくるか。そこは確認してほしい。

試運転の正しい方法を聞いた。

栄電気・沼澤栄一社長:
まず冷房運転にします。温度は目一杯下げて最低温度に設定してください。外のモーターが回るまで2〜3分かかるので待って、冷風が出てきたら約10〜30分運転します。

「気温23度以上」になったら試運転を

試運転で大事なのが、タイミングだ。

栄電気の沼澤社長によると、「気温23度以上」が試運転を行うのにベストなタイミング。エアコンは、外気温が低いと、動いているように見えても、ただの送風状態になることがあるという。
気温が上がる今週末に試運転をするのが良いタイミングだ。
(「イット!」4月6日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(7枚)