ことし5月、大阪府内のグループホームで、入所者の認知症の女性2人に対して、性的暴行を加えた疑いでグループホームの介護職員の男が逮捕された。

■80代女性2人に同じ日に次々と性的暴行か
不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、大阪府高槻市に住む54歳の介護職員の男だ。
男は5月19日午前2時半ごろ、職場のグループホームで、認知症の入所者の80代の女性に性的暴行を加えた疑いと、同じ日の午前4時過ぎに、別の80代の認知症の女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。

■「あくまで介護の一環として性的な行為をしただけ」
警察の調べに対し男は、「被害者が認知症であることや、自分自身の意思を明確に示すことができないということは、十分に分かっています。認知症を軽減させるために、あくまでも介護の一環として、性的な行為をしただけなので、性交まではしていません」と容疑を否認している。

(関西テレビ 2025年6月18日)