◆ロサンゼルス・ドジャース8-6サンディエゴ・パドレス 17日(日本時間18日午前11時10分試合開始、ドジャー・スタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは17日(日本時間18日)、ホームでパドレスと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。4打数ノーヒットで三振4、死球1の成績だった。

大谷は前日16日のパドレス戦に「1番DH・投手」で先発。エンゼルス時代の2023年8月23日レッズ戦以来663日ぶりのマウンドに立ち、MAX161キロを計時するなど予定の1イニングを投げ切り2安打1失点。打っても4打数2安打2打点の活躍で“二刀流復活”を果たし、チームを勝利に導いた。

ブルペンデーのドジャースは今季2勝2敗・防御率2.78の左腕ドレーヤー投手が先発。一方パドレスは今季3勝4敗、防御率3.57のバスケス投手が先発した。

1回表2死2塁、4番シーツのタイムリーヒットでパドレスが1点を先制。

1回裏、先頭打者で第1打席に入った大谷は、カウント1-2の6球目、低めのカーブをスイングして空振り三振。

2回裏1死3塁、6番マンシーのライトへの犠牲フライで1-1の同点に。2死走者なしとなって7番パヘスが左中間スタンドにソロホームランを放ち、2-1とドジャースが逆転した。

ドジャースの投手が2番手トリビノに代わった3回表、無死1、2塁で2番アラエスにタイムリーヒットが出て2-2の同点に。なおも無死満塁となって4番シーツの犠牲フライで3-2とパドレスが勝ち越す。

3回裏1死走者なしで大谷の第2打席、カウント1-0の2球目が右太ももを直撃しデッドボール。大谷は「あいッ!」と大声を上げてもん絶し足を引きずるシーンもあり、場内は騒然となったが、1塁塁上ではパドレス選手と談笑する姿も見られた。

3回表にはパドレス・タティスJr.が死球となっており、審判団が協議し警告試合を宣告。「なぜだ」とばかりに両手を広げてベンチを飛び出したロバーツ監督には審判から退場が告げられ、激しく抗議した後ベンチ裏に下がった。この回、大谷は2塁まで進んだが、得点はならなかった。

4回裏2死走者なしとなって7番パヘスにセンターへ2打席連続となるソロホームランが飛び出し、ドジャースが3-3の同点に追いつく。

5回裏1死走者なしで大谷の第3打席、カウント2-2で5球目の変化球をスイングして空振り三振。

6回裏無死2塁で4番スミスが左中間スタンドへツーランホームラン。ドジャースが5-3と勝ち越す。なおも連打で無死1-2塁として、7番パヘスのレフトへのタイムリーヒットで1点を追加。

無死1、2塁となってパドレスは3番手で松井裕樹投手(29)が登板。1死2、3塁で9番エドマンが左中間を破る2点タイムリー二塁打を放って8-3。1死2塁で大谷の第4打席に回ったが、カウント1-2からの5球目フォーシームを振って、ファウルチップしたボールが捕手のミットに収まり三振に倒れた。松井は前の投手が残した走者2人を返したが、1イニング打者5人を相手に被安打1、奪三振2、与四球1の成績だった。

7回表、パドレスは無死1塁で8番代打ブルックスにツーランホームランが飛び出し5-8。さらに2死満塁となって5番ボガーツの打席でドジャースの4番手投手コペックのボークで走者がそれぞれ進塁し、6-8と2点差に詰め寄る。

8回裏、1死1、2塁で迎えた大谷の第5打席はパドレス6番手モレホンとの対戦。カウント2-2からの5球目、真ん中低めのシンカーに手が出ず見逃しの三振を喫した。

大谷はこの試合4打数無安打1死球、今季初となる4三振の成績。試合はドジャースが8-6で同地区のライバル・パドレスを下し4連勝を飾った。

プライムオンライン編集部
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