大阪・関西万博の警備担当の機動隊員が会場の近くに止めていた警察車両の中で拳銃を誤って発射した。

大阪府警によると、15日午後7時ごろ、万博で警備を担当していた男性機動隊員(28)が休憩に入る際、会場の近くに止めていた警察車両の中で誤って拳銃を発射した。

隊員は、拳銃をケースに片づけようと安全確認をしている際に、実弾が入っていることに気が付かないまま引き金を引き、実弾一発が床に向かって発射されたということだ。
当時、車両には隊員のほかに4人の機動隊員がいたが、全員けがはなかった。

警察は今後、隊員から話を聞くなどして、詳しい原因を調べる方針で、「指導教養により基本を徹底させ、再発防止に努める」とコメントしている。

(関西テレビ「newsランナー」2025年6月16日放送)