現在4連勝中で、交流戦2位のオリックス。(16日時点)
15日の巨人戦での勝利後、お立ち台では、森友哉選手が涙する場面が…そのわけとは。

■福森大翔さんは4年前に「希少がん」を発症し、闘病生活を続ける
15日の試合で始球式を務めたのは、大阪桐蔭高校野球部出身の福森大翔さん。
森選手とは高校時代のチームメイトだ。
4年前に「希少がん」を発症し、現在も闘病生活を続けている。

■始球式では見事なノーバウンド投球を見せた福森大翔さん
始球式では、見事なノーバウンド投球で、球場からは拍手が巻き起こった。

■病と闘う親友に捧げる決勝タイムリー!お立ち台で森選手は涙止まらず…
試合は5回裏のチャンスで森選手。
母校の大阪桐蔭高校ブラスバンド部の応援を受けて、「絶対にお立ち台に立つ!」と気合が入っていた。
病と闘う親友に捧げる決勝タイムリー!有言実行でお立ち台に上がった。
森友哉選手:きょう始球式で…。
涙で言葉に詰まる森友哉選手。
森友哉選手:大翔が投げたんですけど…僕たちもシーズン最後まで負けない気持ちで頑張ります。大翔も負けないように頑張ってください。
抑えることができない涙とともに森選手は、福森さんにエールを届けた。

■森選手からの熱いエールを受け取った福森さんは試合後に「困ってる人の希望になれば」
森選手からの熱いエールを受け取った福森さんは、試合後に「困ってる人の希望になれば」と話した。

■「感謝の気持ちでいっぱい」と福森さん
福森大翔さん:自分一人じゃ生きれないなと改めて思って、感謝の気持ちでいっぱいです。落ち込む気持ちもあるんですけど、前向きに困ってる人の希望になればと思います。

■ヒーローインタビュー担当の橋本キャスターは「森選手の思いがひしひしと伝わって」
この試合のヒーローインタビューを担当していた橋本和花子キャスターは、森選手について、次のように語った。
橋本和花子キャスター:なんとか言葉を紡いでいく姿、登場曲を変えて福森さんにエールを送ったりと、なにか自分にできることはないかと、森選手の思いがひしひしと伝わってきました。球場全体が感動に包まれた瞬間でした。福森さん。大変な中、ナイスピッチングでした!
(関西テレビ「newsランナー」 2025年6月16日放送)
