助産院での出産は「女性が強くなるチャンス」笠岡市の住宅地でその瞬間に立ち会う助産師の思い
笠岡市ののどかな住宅地にある「晴れの国お産所」では、多い月で5件、年間で約40件の出産に携わっている。代表の国定由美子さんに案内された助産院内の一つの部屋では、お産の時には机を取り払うなどの対応をとっているという。
助産院には医師は常駐しておらず、陣痛促進剤の投与や帝王切開などの医療行為はできないが、産婦人科のある医療機関と連携し、適切な処置を受けられるようにしている。
国定代表は「出産は不安なものでは決してなく、女性が強くなるチャンス。それを側で見ることができて私たちも楽しい」と、アットホームな空間でより自然な出産に臨める助産院の特徴を語る。
今、その重要性が高まっている。
