天皇皇后両陛下は6日から天皇・皇后として初めてモンゴルを公式訪問されます。
18年前の陛下の訪問に同行した大使に当時のエピソードや今回の訪問の意義を聞きました。

2007年、皇太子時代のご訪問に同行した市橋康吉・元モンゴル大使。

遊牧民の伝統的な住居「ゲル」で乳製品のおもてなしを受け、モンゴル馬を乗りこなされた陛下の姿が特に印象に残っているといいます。

市橋元大使:
大自然の中で馬に乗って散策されたり「晴れ晴れする」「胸がスカッとする」と確か言われた記憶がありますね。鞍なんかもちょっと(日本と)違う。普通の日本人からするとすぐには出来ないこと。本当に誠実なお人柄なので人と人との触れ合いを大事にされていた。

相撲を通じた結びつきに加え、様々な分野で協力を続ける日本はモンゴルにとって最大の支援国。天皇・皇后として初めてモンゴル訪問が実現します。

市橋元大使:
天皇陛下との関係というのが持つ意味にはやっぱり違うものがある。
一段と違う重みを持ったご訪問になるんじゃないか。

天皇陛下は会見で「平成19年の時からモンゴルがどのように変わってきているかを見ることができればとも思っています」と述べられました。

陛下は6日、皇后さまと共に天皇として「今のモンゴル」との触れ合いの旅に臨まれます。
(「Live News days」7月4日放送より)
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