大手コンビニチェーン「ローソン」の1号店は50年前に開店。

「ローソン」創業50周年
「ローソン」創業50周年
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レトロな雰囲気のこのお店、実は大阪府豊中市に今もある。

その1号店で、6月12日、創業50周年を祝う記念イベントが開かれた。

最新技術で、過去にタイムスリップする仕掛けも。

「ローソン」の1号店
「ローソン」の1号店

■開店当日の映像が関西テレビに 主力商品はハムやソーセージなどの量り売り

記念セレモニーが行われたのは、大阪府豊中市の「ローソン桜塚店」。

記者リポート:50年前に開店したローソンの1号店です。ラッピングで当時の店構えが再現されています。そして、QRコードを読み取ると、当時の店内の世界へタイムスリップすることができます。

スーパーのダイエーとアメリカの食品会社が提携し、50年前の6月14日にオープンしたローソン1号店。

開店当日の映像が関西テレビに残されていた。

入口のドアには英語で「ローソン」の文字。馴染みのある青と白の縦じま模様はなく、店内は、小さめのスーパーという印象。

今とは違い、主力商品はハムやソーセージなどの量り売りで、閉店時間が、午後11時と遅かったことも、時代を先取りしていた。

主力商品はハムやソーセージなどの量り売り
主力商品はハムやソーセージなどの量り売り

■当時アルバイトをしていた清水勝也さん 役員にまでのぼりつめる

その開店当時を知る人がセレモニーに参加していた。この店で学生時代、アルバイトをしていた清水勝也さんだ。

スマホで過去の店内の様子を見て懐かしい様子。

1号店でアルバイト 清水勝也元理事執行役員:これ私やと思うんです。スライスしているの。医者とか弁護士とかそういう方々がハムとかそういうのも求めてこられたんですよ。

清水さんはその後、アルバイトからローソンの社員となり、役員にまでのぼりつめた。

1号店でアルバイト 清水勝也元理事執行役員:お客さんが望んでいるものをなんとか仕入れよう、品揃えしようというところが(アルバイト時代に)見て取れたのでそこが原点といえば原点かもしれないですね。

さらに、このお店のアルバイト仲間だった女性と結婚した清水さん。

1号店でアルバイト 清水勝也元理事執行役員:(Qじゃあお仕事もプライベートもローソンで?):そうなりますね。

1号店でアルバイトしていた清水勝也さん
1号店でアルバイトしていた清水勝也さん

■無人レジなど便利さを追求する取り組みを進めるローソン

豊中から始まったローソンの店舗数は、いまや、国内でおよそ1万4000店にまで拡大している。

そして、ローソンでは今、最先端の技術を駆使した無人レジなど便利さを追求する取り組みを進めている。

1号店でアルバイト 清水勝也元理事執行役員:お客様の必要なくしては存在はない。お客様に対して向き合いながらいかにお客様の利便性をあげていくかが大きな課題。

次の50年へ。便利な「マチのほっとステーション」であり続けるための進化が続く。

(関西テレビ「newsランナー」2025年6月12日放送)

最先端の技術を駆使
最先端の技術を駆使
関西テレビ
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