日本三景のひとつ、京都府宮津市の天橋立では、松が枯れるのを防ぐため薬剤の散布が行われています。
白い砂浜と青々とした約7000本の松が、海岸線に広がる天橋立。
白砂青松の地として知られ、多くの観光客が訪れています。
この美しい景観を守るため、松の表面を食べて枯らす「マツノマダラカミキリ」を駆除する薬剤の散布を、サナギから羽化するこの時期に毎年行われています。
届きにくい松の先端には、スプリンクラーを使うほか、無線操縦のヘリによる空中からの散布も行われます。
この作業は、観光客などの人が少ない午前中に主に行われ、6月25日まで行われる予定だということです。