埼玉・上尾市で5月、住宅街の交差点で逆走車が縁石に衝突。猛スピードを保ったまま対向車に接触後、歩道に乗り上げ現場から走り去った。被害者は首と腰を負傷し、車の修理費は50万円以上かかるという。警察は、ひき逃げ事件として車の行方を追っている。
暴走車がコントロールを失い歩道に乗り上げ
埼玉・上尾市で5月26日午後2時半頃、住宅街の交差点でカメラが捉えたのは、信号待ちで止まっている車の目の前に迫ってきた暴走車だ。

対向車線から飛び出すと、逆走しながら縁石に激突。
それでもスピードを緩めることなく、被害者の方に突っ込んでくる。衝突の瞬間、被害者は「うわっ!うわっ!何ー!?」と声をあげた。

被害者は「固まって逃げることもできないし、スローモーションに見えました」と話す。

暴走車は正面衝突寸前でハンドルを切るが、被害者の車に衝突した。

ところが、暴走はさらにエスカレートする。暴走車はコントロールを失ったように歩道に乗り上げると、現場から走り去っていった。

被害者は「うわっ!行っちゃったよ」と驚きを隠せなかった。
被害者負傷で車の修理費用に50万円以上
被害者によると、運転していたのは50代以上とみられる女性だという。

被害者は「無表情でしたね。動転しちゃって焦点が合ってないというか」と話す。この事故で被害者は首と腰を痛め、治療を続けているという。

車はバンパーのパーツが外れるなど、修理費用に50万円以上かかるという。現在、警察がひき逃げ事件として暴走車の行方を追っている。
(「イット!」5月30日放送より)
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