人間が好きなのか、人見知りはせず、基本的に触られても動じない。持ち前のかわいさと愛嬌で愛される“猫店長”になった。

今では国内のみならず、海外からも会いに来るほどの知名度に!野菜や果物を買う人も多く、お店の売り上げにも貢献しているのだとか。
「最近だとウルグアイやカナダから、会いに来てくれた方もいます」
めい店長の毎日のルーティーン
めいちゃんの1日は午前8時ごろ、仕入れから戻った寿男さんを迎えることから始まる。朝食の“カリカリ”を済ませて開店準備を見守り、通勤・通学する人たちを見送るのが日課だ。
「おはようのあいさつと一緒によく、お客さんになでられています」

お店周辺のパトロールも欠かせない。昼ごろからは日なたぼっこをしたり、会計台で寝たりしながら“接客”もするそう。
そうしていると、あっという間に夕方。仕事や学校を終えてきた人たちを出迎えつつ、午後7時ごろに閉店。これが毎日のルーティンだ。

お気に入りの休憩場所は、店の向かい側にある細道を抜けた先にある空き地だという。
自然と人々を癒している
由紀さんはそうした日々の中で、飼っていた猫を亡くしたお客とのエピソードが印象に残っているという。