2018年の西日本豪雨などで崩落した丸亀市の丸亀城の石垣復旧事業について、完成が現在の予定より3年遅れ、事業費が33億5000万円増える見通しとなりました。

丸亀城の石垣は2018年の西日本豪雨や台風の被害を受けて崩落し、復旧作業が進められてきました。現在の予定では工事の完了が2028年の3月、総事業費は約52億5000万円となっていました。

しかし、その予定について工事の完了が3年遅れの2031年の3月に、総事業費が33億5000万円増の約86億円になる見通しとなりました。

理由について丸亀市は石垣の積み直し工事が想定以上に時間がかかることや、安全性を高めるための現代工法にコストがかかること、積み重ねる石垣の石が当初の見込み以上に必要になったことなどを挙げています。

岡山放送
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