沖縄を訪問中の天皇ご一家はつい先ほど、那覇市内にある「小桜の塔」を訪れ、戦争で犠牲になった子ども達の慰霊碑に花を手向けられました。
訪問2日目、午前10時過ぎに宿泊先を出発した両陛下は、那覇市内にある「小桜の塔」を訪問されました。
「小桜の塔」は、戦争が激しくなった1944年8月(昭和19年)、アメリカ軍の潜水艦に撃沈され、児童780人を含むおよそ1500人が犠牲になった学童疎開船「対馬丸」で命を落とした児童や戦争で犠牲になった子ども達を弔う慰霊碑です。
両陛下と愛子さまは、塔に向かってゆっくりと進み、白い花束を手向け、深く拝礼されました。
ご一家はこの後、犠牲者の遺影や学用品などの遺品を展示する近くの対馬丸記念館を訪れ、生存者や遺族と懇談されます。
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