全国の建築板金に携わる職人が一堂に会し、業界の発展について考えるイベントが島根県松江市で開かれました。
松江市のくにびきメッセで開かれた「全国建築板金業者島根大会」。
都道府県持ち回りで毎年行われていて、島根県では1989年に続き2回目の開催です。
建築板金は、薄い金属板を用途に合わせて加工し、建築物に取り付ける技術です。
会場には、板金に使用する昔ながらの道具や最新機器などが展示され、全国から集まった業界関係者が興味深そうに見学していました。
近年の資材価格高騰や人材不足など業界を取り巻く環境は厳しい状況が続くことから、イベントでは、業界が団結して後継者の育成をしていくことなどを盛り込んだ大会宣言が採択され、閉会しました。
日本建築板金協会・天野宏昌会長:
「若い方、先輩の方々が一緒になってこの業界を未来に向けてスタートするぞ、という意味合いで毎年開催している」
2026年は、北海道札幌市で開催されます。