米子市にある陸上自衛隊米子駐屯地で、２０２３年から２４年にかけて、部外者に抱きつくなどわいせつな行為を繰り返していたとして、５５歳の隊員が２３日付で停職５か月の懲戒処分を受けました。
処分を受けたのは陸上自衛隊米子駐屯地業務隊の５５歳の陸曹長です。
米子駐屯地の調べでは、この陸曹長は２０２３年１２月頃から２４年２月上旬にかけて、駐屯地を訪れた外部の同一人物に対し、複数回抱きつくなどわいせつな行為をしたということです。
米子駐屯地は陸曹長と被害者ともに性別を明らかにしていません。
また、陸曹長は事実関係を認めて反省し、勤務継続の意志を示しているとしています。
山本慎一業務隊長は「大変遺憾で申し訳なく、今後、全隊員に対して自衛官としてあるべき姿を再教育し国民の期待を裏切ることのないよう努力して参ります」とコメントしています。
