愛知県豊橋市で誕生した人気のチョコレート菓子「ブラックサンダー」が30周年を迎え、工場見学ができる施設がまもなくオープンします。

■30周年迎え市が観光の「アンバサンダー」に任命

2025年5月20日は、市から「観光アンバサダー」ならぬ「アンバサンダー」に任命されました。

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有楽製菓の河合辰信社長:
これからアンバサンダーとして、しっかりと豊橋を盛り上げる活動をしていきたいと思います。

■製造工程を見学できる「ワクザクファクトリー

これまでに出荷されたのは19億本で、5月27日には、工場見学ができる施設「ブラックサンダー ワクザクファクトリー」が新たにオープンします。

高さ3メートルの巨大なエントランスから中に入ると…。

ブラックサンダー目線で楽しめるプロジェクションマッピングが迎えてくれます。

そして全長およそ70メートルの通路から、ブラックサンダーができるまでの工程を見学できます。

まずは、ココアクッキーとプレーンビスケットを混ぜ合わせて、チョコレートでコーティング。1本の大きさにカットされると、たっぷりのチョコレートでコーティングされます。

1分間で出来上がるブラックサンダーは864本で、1日でおよそ70万本を生産できるということです。

有楽製菓マーケティング部の杉田晶洋部長:
売上が好調に伸びてきて、既存の工場の設備では作りきれなくなってきて、新しく工場を作ろうというタイミングが重なりまして。もっとブラックサンダーのことを知っていただく、もっとワクワクしていただける設備を作りたくて。

■詰め放題も…直営店もリニューアル

そして直営店もリニューアルされます。全国各地のご当地サンダーが揃っているほか、ブラックサンダーの詰め放題もできます。1回1100円、制限時間3分で袋の口が閉じられなくてもOKです。

「ブラックサンダー ワクザクファクトリー」は5月27日にオープン、入場は無料ですが、工場見学には事前予約が必要です。

(東海テレビ)

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