都内の高級住宅地の道を進んでいくと、そこに突然現れたのは、巨大な“謎の池”。
SNSで「都会のど真ん中に湧き水とは」などと話題になったこの“謎の池”だが、住民からは不安の声も上がった。一体なぜ出現したのだろうか?
高級住宅街に突然“謎の池”出現
東京・目黒区の住宅や駐車場に囲まれた一角に出現した“謎の池”。住民からは不安の声も上がった。

近所の人:
私もはじめびっくりしました。あんなに水が出るんだなってと思って。不安です、それは不安です。

この突然出現した“謎の池”は、SNS上で「都会のど真ん中に湧き水とは」「こんなこともあるんだ」などと話題になった。

そんな中、この“まさかの現象”をSNSで知り、写真を撮りに来たという人の姿もあった。

撮影しに来た人:
(Q.何で知った?)ツイッター、Xか。「モネの睡蓮(すいれん)の絵みたいだ」みたいな、「きれいな水です」みたいな人もいました。

現場周辺を見てみると共同住宅の建築計画の看板があった。
工事の完了予定は2025年1月31日と書かれているが工事は中断中のようだ。
「雨水がたまって…」“謎の池”出現したワケとは?
謎の池が突然、出現した理由とは一体何なのだろうか?

管理会社は「ゴールデンウィーク中は排水ポンプが稼働していなかったため、水がたまってしまった」としている。

管理会社によると、たまった水は「雨水」で、工事中で排水設備が整っておらず、4月3日から雨水がたまり始めたという。

5月9日からは排水ポンプを2台、24時間体制で稼働させ、13日現在、たまった水の量はかなり少なくなっていた。

工事の中断は資材の調達に時間がかかったためで、水がたまったこととは関係なく6月には工事を再開する予定だと管理会社は話す。

また、共同住宅が完成すると地盤は周囲と同じ高さとなるため、現場に雨水がたまることはないとしている。
(「イット!」 5月13日放送より)