5月13日の岡山・香川は気温がぐんと上がり、各地で真夏日に迫る暑さとなりました。朝との気温差が20度以上となった地点もあり、体調管理に注意が必要です。
(森下花音アナウンサー)
「午後2時ごろのJR岡山駅前です。手元の温度計は27.9度となっています。日差しも強く空気もモワっとしています」
13日の岡山・香川は高気圧に覆われ、日差しが降り注ぎました。日中の最高気温は岡山市で27.5度、高梁市で28.2度となるなど各地で真夏日に迫る暑さを記録。新見市千屋では27.1度と平年よりも5度以上高く7月中旬並みで、13日の最低気温と比べると24度以上も上昇しています。
まちではジャケットを手に持つ人や日傘をさす人の姿が多く見られました。
(まちの人は…)
「急に気温が上がったのでびっくり。セーターを着てきたが暑い」
「(気温差対策として)羽織れるものを持ち歩いている。塩あめを買った」
「最近の暑さは異常。春の暑さではない。日傘代わりに帽子と、日焼け止めは毎日塗るようにしている」
この季節外れの暑さはいつまで続くのでしょうか。光岡香洋気象予報士の解説です。
(光岡香洋気象予報士)
「岡山県、香川県ともに5月いっぱいはこの暑さ、続いていきそうです。まずは、今日(13日)の最高気温を振り返っていきましょう。きのう(12日)よりも3度から5度ほど高くなったところが多くなりました。高梁や真庭市の久世では28.2度まで上がりました。岡山市でも27.5度、広い範囲で25度以上の夏日となったんですね。
その理由が上空の温かい空気です。今日(13日)は夏日の目安となる温かい空気が入ってきました。そして日差しも日照時間が12時間以上とたっぷり降り注いだため、気温が急上昇したんですね。朝から15度から20度ぐらい気温が上がったところが多くなりました。
そしてこの週末、さらに暖かい空気が入っていきそうです。6月下旬並みの空気が南からやってきそうです。そして、沖縄付近にはさらに暖かい空気があります。
来週は7月中旬並み、曇っていても30度を超えるような暖かい空気が四国地方を中心に入ってきそうです。岡山県も風の流れ込み具合によっては基本が急上昇するかもしれません。この先、気温の上がりには注意となっていきそうです。
では、岡山市で予想されている最高気温を見ていきたいと思います。連日25度以上の夏日。平年よりも高い状態が続いていきそうです。特に来週は28度前後の日が多く、来週の木曜日は岡山市でも29度の予想となっています。17日連続の夏日になる可能性もあります。
そして、乾いた空気からだんだんと湿った空気に変わっていきそうです。体感もジメジメとしていくでしょう。この先は熱中症、そして食中毒にも十分にお気をつけください」