福島・本宮市で3月2日、住宅街で門ノブをガチャガチャと回しうろつく不審者が防犯カメラに捉えられた。住民は鍵が開いていれば侵入されていたと不安を訴えている。専門家は犯罪の下見である可能性を指摘。被害がなくても110番通報を呼びかけている。
深夜の住宅街で門のノブをひねる
福島・本宮市の住宅街で3月2日午後10時半頃、カメラが捉えた不審な人物。この直後、気味の悪い行動を繰り返した。

住宅の門に右手をのばすと、門のノブをガチャガチャ。開けようとしていたのだろうか。しかも、これだけではなく、向かいの家にも近づいていた。
センサーライトが付いてもお構いなしで、こちらでも門をガチャガチャ。そして立ち去った。

人けの少ない午後10時半頃にくり返された、門ガチャガチャ。
3日、防犯カメラを確認して気がついたという住人は「もし鍵が開いていたら、侵入されていたかもしれない。怖かった」と話した。
対策として110番通報や声掛けを推奨
映像を元警視庁刑事・吉川祐二さんに見てもらうと「犯罪の下見の可能性があるため、被害がなくても110番通報をした方がいい」と指摘した。

さらに、もし門ガチャガチャに遭遇した場合の対策について「犯罪が起こる一歩手前のところでこのような下見が行われている。家の中をのぞき込んでいるような様子がある時、男性などいる場合は『何かこの辺でご用ですか?』と声を掛ける。これが大きな防犯につながります」と話している。
(「イット!」5月12日放送より)
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