日頃の警察活動を県民に周知し警察官の士気と団結力を高める岡山県警の視閲式が5月12日、コロナ禍を経て5年ぶりに行われました。
視閲式は岡山市北区の県警機動隊グラウンドで行われ、一般公開されました。岡山県警の発足70周年記念も兼ね、警察官約270人が参加しました。空からは岡山県警のヘリコプター「わしゅう」も登場し普段は見られない低空飛行を披露しました。
県内では2024年、刑法犯の認知件数は前の年より約500件増加。工藤陽代本部長は多様化する犯罪への心構えを訓示しました。
(岡山県警 工藤陽代本部長)
「治安上の課題に的確に対処するためには発足から70年間、県警察に脈々と受け継がれてきた知識と経験を大切にしつつ新しいことにも臆さず挑戦していかなければいけない」
式の後は白バイ隊の走行訓練などが行われ、住民の安全・安心な暮らしを守ることをアピールしました。
(訪れた人は…)
「今まではイメージでしか分からなかったが(式や訓練を)見てかっこいいと思った。身近な所で守ってくれて日々感謝しているという気持ちでいっぱい」
岡山県警は、今後も住民の期待と信頼に応えられるような組織を目指していくとしています。